ジェシー SixTONES内で「僕はバラエティーで……」から舞台主演の思い出!“相棒”寺脇康文から「華があって役に対して真面目」に笑顔や一緒にM-1グランプリ目指す!?

ジェシー SixTONES内で「僕はバラエティーで……」から舞台主演の思い出!“相棒”寺脇康文から「華があって役に対して真面目」に笑顔や一緒にM-1グランプリ目指す!?1

作品のアピールでおいでおいでする2人

 アイドルグループ『SixTONES』ジェシー(25)が3日、東京・TBS赤坂ACTシアターで主演舞台『スタンディングオベーション』(演出:ウォーリー木下)ゲネプロを前に、報道陣向けの取材会を行った。

 本作の企画/原作には秋元康氏がクレジット。秋元氏とジェシーは『私立バカレア高校』以来の共作となっている。殺人犯が紛れ込んだというまさかの災厄に巻き込まれた舞台『ジョージ二世』という作品の危機を描きつつ、かかわる出演者、スタッフのドタバタと葛藤と成長を描いた物語。果たして舞台『ジョージ二世』は観客からスタンディングオベーションを得ることができるのか……というものとなる。

 ジェシーはメインキャストで刑事役を務める寺脇康文(59)とともに取材会に登場。『ジョージ二世』衣装で登場したジェシーだが「普段の衣装とはまた違ったいろいろな重みがあります。座長というプレッシャーを感じたり、いろんな厚みを感じる」と話すとともに、初のジャニーズ以外での外部舞台ということで、「はじめましてで、ド緊張ですよ。このタイミングだと思いませんでしたよ。『SixTONES』のメンバーたちがミュージカルに舞台にメインでやっているので、僕はバラエティーでちょっとふざけていくのかなって思っていたら、いきなり台本を渡されてめくったら、企画・原作・脚本/秋元康となっていて、ドッキリが最近多いので『えっ、ドッキリ!?』と思って」と、一瞬疑ったとも。

 続けて、台本のキャスティングを見たというジェシーは「共演者の方々が素晴らしくて、寺脇さんもいて、うわー『相棒』だ!と思って。おじいちゃんがファンでよく観ていたので」と、テンションがあがり、本舞台でも“相棒”のように頼りにしているそうだ。

 セリフの量は「ビックリするくらい多いです。自分でもよく言えたなというくらいあって」と、苦労したというジェシーだが、覚える際は「ソファーで6度寝くらいしながら必死に覚えて。いままでにはないセリフ量だったので、けいこ期間中にあらためて覚えたので、けいこが1番大事だなって思いましたね。役者のみなさん上手すぎて(自分は)大丈夫かなと不安だったんです」と、心情を吐露。

 そんなジェシーを励ますかのように寺脇は「大胆かつ繊細なんです、僕の見たところ。それでダイナミックかつセンシティブというか、両面を持っていて。華があって、役に対して真面目だし」と、評価し、これにジェシーも安どの笑みを浮かべる。

 逆にジェシーも寺脇へ「優しいんですよ。おかしいくらい。僕家で一人叫んだことがあるんですよ。LINEでお疲れさまでしたなどを入れたらいろいろアドバイスしてくれて“どんだけ優しいんだよ!!!”って。『自信を持って!初日からどんどん良くなってるよ』というのを初日から毎日頂いていて、励みになります」と、感激したといえば、寺脇は「律儀に毎日、LINEをくれるんですよ。ほんといろんなこと話したよね」と、目を細める。そんなジェシーに「自信になりましたか?」との問いかけがあり「ジェシーだけに、“じぇしん”(自信)あります!」とダジャレもさく裂!

 記念撮影ではカメラマンからガッツポーズを求められると寺脇が「メダルラッシュ!」といえばジェシーがテンポよく「ダブルス!」とつなげるコンビネーションを見せており、取材会中も寺脇が「どこまで話していいの?犯人のことを話していい?」というとジェシーが「犯人がいるってことはいいですよ」と返し、「犯人誰かってことだけど」という寺脇に「誰かってことはダメです!(笑)」と返すジェシーと、息も合っていた。

 そんな、会見終盤に寺脇は、「もうええわ、ありがとうございました!」とジェシーの右肩をポンと叩くと一緒にお辞儀し「『M-1グランプリ』出るか!」と誘い水をかけると、ジェシーも「『M-1グランプリ』でもなんでも出ましょう(笑)」と、そんな可能性も残る発言をしていた。

 そして、ジェシーから新型コロナウイルス感染が拡大するなかで幕を開けられることへ「感謝ですよね。いままでだったらこういうことが当たり前だったじゃないですか。ハコにお客さんが来て、芝居を見たり歌ったりというのが普通だったんですけど、時代的に大変な状況になりまして、そういうなかでお客さんが来てくれる。僕らも不安ですけど、エンターテインメントはそこで、みんなで落ち込んでても何も始まらないですし、とにかく周りを意識しながら健康第一、安全第一です。観に来てくださった方の心が動いて、コロナに負けないように生きていこうと思ってもらえたら良いなと思います」と、アピールしていた。

 舞台『スタンディングオベーション』東京公演は3日から29日までTBS赤坂ACTシアターにて全34回、京都公演は9月4日から同7日まで京都劇場にて全6回で上演予定!

 ※ゲネプロ記事
 ・ジェシー「また違ったジェシーが出せている」発言通り“1人2役”のような熱演!「声帯6個ぐらいほしい」に見る変幻自在の声色も【ゲネプロ記事】

 ■STORY
 18世紀のイギリス王ジョージ二世が感動のあまり演奏中にも関わらず立ち上がった。
 それがスタンディングオベーションの始まりと言われている。
 そんな彼の後半生を描いた歴史大作『ジョージ二世』。
 を上演中のとある劇場。

 『ジョージ二世』の幕が上がり、壮大な歴史劇が進む。
 がしかし、老境にさし掛かった設定のジョージ二世が、若い。
 それもその筈、ジョージ二世を演じるのは、プロデューサーが作品のヒットを目論んでムリクリにキャスティングしたイケメン俳優(ジェシー)。
 息子フレデリック・ルイス役(木場勝己)が演劇界の重鎮であったり、娘アメリア王女役(水 夏希)がどう見ても母親の年齢であったりどうにもちぐはぐ。
 そんな中、突然バックステージに刑事(寺脇康文)が現れ、プロデューサー(有川マコト)に告げる。

 「逃亡中の殺人犯が劇場に紛れ込んでいる」

 公演中止かと思われたが、犯人を刺激しない為に続行されることに。しかし犯人逮捕のために台詞や演出を変えようとする刑事とその部下(牧田哲也)。それに抵抗する演出家(小林タカ鹿)と積極的に協力する演出助手(清水くるみ)の間で犯人探しと『ジョージ二世』は進む――。

 果たして、作品は無事に終演を迎えられるのか、犯人は捕まえられるのか!?
 そして、カーテンコールはスタンディングオベーションで迎えられるのか…!?

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