俳優・林翔太（31）が4日、東京・新宿のこくみん共済 coop ホール／スペース・ゼロで主演する「海の音楽劇 『プリンス・オブ・マーメイド』～海からの2000年後のおくりもの～」ゲネプロを開催した。
海に住む人魚の王子カイ（林）。海の底で海賊王バッカーナにとらわれていたティヤム王国の末裔ルナ（七木奏音）と出会う。バッカーナからルナを救ったカイだったが2人は恋に落ちるが、海を穢した人間を憎む魔女セイレーン（彩吹真央）にその仲を引き裂かれることとなってしまい……。
劇中では、林のフライングが見どころの1つ。そのフライングも人魚姿ではジャニーズ事務所内では「初めてじゃないかな（笑）」という林。
フライングというものへの思いもあるようで「僕は『滝沢歌舞伎』にずっと出演させてもらってましたが、滝沢（秀明）くんのすごさをこの舞台であらためて実感っしましたね。歌って踊ってお芝居して、フライングもして、立ち回りもすごい数をこなしていて。その姿を近くで観ていたので分かっていたつもりではいましたけど、実際にやってみると、『こんなにすごいことやってたんだ！』って思っていて。それをポーカーフェイスでやられていたので、もう感動しましたね」と、あらためて滝沢のすごさを思い知ったという。
そんな状況のため、とにかくフライングが「大変」という林だったが、隣から津田が、「1日に何回もできると言ってたじゃん」と、ボソリ。これに林は「それはそう言って、自分を奮い立たせているんです（苦笑）」と、自分へのプレッシャーをかけるために大口を叩いたのだとか。
すると津田は林のフライングの練習のことを話し出し「最初はどうしていいか分からなくて、バタバタしてたよね。きっかけを掴めなくて回ってるという感じで」というと、林も「吊られてるだけでしたね」と、苦笑いだったが「ちょっとコツがあるなと思っていて、それは自分で発見しました。いまはそれができている感じにはなっていると思います」と、慣れてはきているそうだ。
ちなみにそのフライングは、ジャニーズ事務所の人間は誰一人やったことのない、特殊なフライングといい、そこでそのフライングにネーミングをお願いすると、「そうですねぇ……翔太リングで」と、少し照れくさげだった。
「海の音楽劇 『プリンス・オブ・マーメイド』～海からの2000年後のおくりもの～」は5日から8日までこくみん共済 coop ホール／スペース・ゼロにて上演！
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※記事内写真は(c) 海の音楽劇「プリンス・オブ・マーメイド」 ／撮影：市川 勝弘
