映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(監督:ジェームズ・ガン/配給:ワーナー・ブラザース映画)ジャパンプレミア試写会が9日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれ日本語吹き替えを務めたブラッドスポート役の山寺宏一、ポルカドットマン役の宮野真守、ソル・ソリア役のファーストサマーウイカが登壇し、司会は荘口彰久が務めた。
全員終身刑の悪党14人が減刑と引き換えに、首に爆弾をまかれ命令に背けば爆死、失敗しても死が待っているという世界を救うデス・ミッションに挑むアクション作品。任務の遂行とともに、ジャングルに潜むゲリラ軍、街を蹂躙する異形の巨体、“カイジュウ!?”などと戦闘を繰り広げるなどハチャメチャなものとなっている。
宮野が吹き替えを担当したポルカドットマンは、極彩色の水玉を放ち敵をすべてチーズに変えてしまうという必殺技を持つという役どころ。ドットマンは色鮮やかな衣装を着ているが宮野は「カラフルはやめました」と、真似はやめたそうだが、ドット柄のネクタイを手に持ってアピールしながらの登場と、お茶目さ全開!
そんな自身の役どころへ宮野は「水玉関連は面白いですよ。そうなってるの!?って観た時は結構衝撃だと思います」と、アピール。自身がこれまで演じてきた役の性格とは正反対では?と荘口から声が飛んだが、宮野としてはドットマンのような「陰キャ多いですよ」と言いつつ、「僕は精神性のなんでああなったのかにグッと来たところがあったので、ちゃんと本質的に内気なキャラを演じられればと思いました」と、演技プランも披露していた。
一方、山寺は、ブラッドスポートは世界最強スナイパーながらスーパーマンを病院送りにした罪で服役中という役どころだが、この日の山寺はスタイリッシュな衣装で登壇。これは、来年のファッションショーで使われるという衣装を無理を言って借りてきたといい場内を驚かせたり、ウイカは着てみたかったというハーレイ・クインの真紅のドレスで魅了していた。
中盤にはキャラクターの決め台詞(?)を生披露するコーナーも展開。山寺が「何笑ってんだ、パンツ一丁で白のもっこり、キモっ!」と、コミカルな演技を見せると宮野が「いや、シモネタ!?」と、2度ツッコむ。続く、宮野は「ただの吹き出物……」と、つぶやくようなセリフを話していたが、「上映前のイベントなんで、これくらい核心ではないところで」との思いやりがあったとかなかったとか。そして、ウイカは玄田哲章が声を当てているキング・シャークの声を出し、山寺は「玄田哲章さんに失礼だろ!(笑)」と、大爆笑しながらツッコみ場内を盛り上げた。
イベント後半には、山寺が作品の見どころがメンバー同士の会話と挙げていたが、“ぽ”なのか“こ”かというかなり際どいセリフで盛り上がったという話題を出すと宮野は大ウケでしばらく笑いが止まらず。その会話のシーンで、ピースメイカー役の大塚明夫と大物声優たちが“あれ”なセリフを言い合いしている姿を見て宮野としては「先輩最高です(笑)」という気持ちにもなったそうだ。
ほかにも宮野は見どころとして立木文彦が声を当てているサバントというキャラクターの扱いに「えっ!?立木さんそうなの!?ええっ!?立木さぁーーーーん!!!って言うと思う」と、さらなる見どころも語っていた。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は13日より全国ロードショー!なお、吹替版、IMAX(R)、4D、Dolby Cinema(TM)も同時上映となる。
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