歌手・華原朋美が47歳の誕生日となる8月17日、メディア向けにオンラインで会見を開き司会はお笑いタレント・みんなのたかみちが務めた。
オンラインながら最高同時接続が110人を超えるほどでメディアが注目するなか、音声が小さかったということで、途中まで話をするも、もう一度最初からやり直すという手作り感たっぷりのご愛嬌があるなかでスタート。
華原といえば、写真週刊誌『FRIDAY』ではイベント会社社長で華原の専属マネージャーを務めるA氏とバースデー婚も報じられていたが、会見冒頭から「このたび、華原朋美は大好きな人と結婚しました。その報告をしたくてみなさんに集まって頂きました。よろしくお願いします」と、幸せそうな笑みを見せ、画面右上には「華原朋美 結婚記者会見」とのテロップも登場となった。
画面外からご主人も見守っていることが明かされていたが、婚姻届は「きのう(16日)夜中の11時に受理されて」と、すでに入籍したという華原だが「いろいろ書類を集めたり結婚ってこんなに大変なんだと思って(笑)」とも。
ご主人と出会ったのは「2年半前」という華原。その時点では交際には至っていなかったそうだが、2020年9月に所属していたプロダクション尾木を退社し、その際に「なんで好きになったかっていうと、私が以前所属していたプロダクションを辞めて、フリーになったときに、インスタグラムとTwitterに、自分のアドレスを書いていたんです。そこで、たくさんの方から連絡を頂いたなかで、(ご主人は)すごく情熱的だったんです。なかには会わない方もいたのですが、情熱的な気持ちを感じたので会うことにしたんです。会ったときに『あなたならこれから先、一生懸命頑張ってやればなんだってできる!』と」と、情熱的だったそう。
しかし、ご主人からそう言われているときに、華原は別のことを考えていたそうで、「まったく頭に入ってこなくて(苦笑)。この人と手をつないでいろんなところに言ったら楽しいんだろうなって。おいしいご飯がもっとおいしくなるのかなとか、うちの息子も喜ぶんだろうなということばっかり考えていたんです。話を聴いてなくて、そういうことばかりを考えていて、すごくやさしくしてくださったりとかがきっかけだったんです。お会いしたときに、この人とと結婚とかそういうことではなく、ディズニーランドとか乗馬に行ったら楽しいんだろうなと思って」と、思い浮かんだそう。
そうして距離が近づいていく中、今年2月に「彼の方から結婚を前提にというので、そこから意識していました。『あなたのことを大事にするから、絶対に幸せにするから』と言って頂きました」と、交際に至ったといい、プロポーズの際には、画面の後に映っていた巨大な船の上で「ヒザをついて結婚してください」と言ってくれたという。このとき華原は、「“ええっ!?”と言って、“よろしくお願いします”といって。こんなことって本当にあるんだなって」と、夢見心地だったそうだ。
そんなご主人の好きな部分へ「抱き合ったときに肌が合うんですよね」と、重要なことからか2度話したり、「仕事をすごく取ってきてくれます。私はもちろん、歌も好きなことですが、バラエティーも好きで、そういうお話をしたらバラエティーの仕事をとってきてくれたり、いろんな方を紹介してくれるくらい、なんでも一生懸命な人なんです。一期一会という言葉とかをすごく大切にしている人だと思います。プライベートもすごく支えてくれている、いまもすごく支えてくれているので心配はないですね」といい、「すごく優しさに包まれている感覚なんですけど、本当にあるんだと自分で感じることができたので、この人しかいないなと思ったんです。いままでいろんなことがありましたけど、それもこれも全部幸せに思います」と、ベタぼれといった様子。
それでも「10日に1回くらいけんかしてるんです」という華原。「(ご主人は)『もうやめようよ』と言うんですけど、私が怒ってばっかりだから、わがままで怒ってるから後で反省するんですけど。仕事が忙しすぎて、全然会えないとか、きょうの発表があるのに、4日前に出張で泊まりに行っちゃうとか。こういう会見の前日とか前々日は一緒にいたいじゃないですか。そういうときにむっとなって怒ったりはします」とのこと。ちなみにその仲直り方法としては、「前日に喧嘩しても一緒に同じベッドに寝て、翌日には仲直りしてますね」と話していた。
記者からは浮気の心配はないかとの問いかけもあったが、「ここまで浮気の心配のない方だと思っています。あまり女の人好きじゃないんじゃと思ったりします。情熱的なところがすごくあるので、一生幸せにしますとか同じ墓に入ろうとか老後の話をしているので」と話していたが、万が一浮気した場合は、「とりあえず家から出ていってもらおうかな……いやでも可愛そうだから、もう1つ部屋があるから家庭内別居をやろうかなと思います。依存しているわけではないですけど離れるのが嫌なので仲良くしていきたいです……私の方が浮気するんじゃないかな」と、歯に衣を着せないぶっちゃけトークもしていた。
また、挙式は「予定はしているんですけど、いまコロナもあって延びてしまうかなという感じはします。でも、新婚旅行は行こうというのはあります。行くところは決まってますけど、追っかけてきてしまうと思うので、内緒にしたいと思います(笑)。海の見える場所とかは意識しています」とのことだった。
そして華原から「今年26周年になりますが26周年のなかでいろんなことがあったと思います。26年でいろんなことがあって、いますべて幸せに思う自分が生まれました。悔しいとか悲しいとかツライとかなりましたけど今は、結婚したことで自分の人生がこんなふうに急展開するんだなという気持ちになっております。これからは良い記事を書いてもらえるように頑張って、歌ってバラエティーを楽しんで、お仕事を頂けたらと思っています。人生が変わるってすごいなと思いました。きょうは本当に来て頂いてありがとうございますした」とあいさつしつつ「……とか言っちゃってさ」と、再び笑みを浮かべていた。