俳優・藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、豊川悦司が27日、東京・新宿ピカデリーで映画『鳩の撃退法』(監督:タカハタ秀太/配給:松竹)公開初日舞台あいさつをタカハタ監督とともに開き、司会は青木源太アナが務めた。
累計発行部数は16万部を突破し、第6回山田風太郎賞を受賞した作品。元直木賞作家・津田伸一(藤原)が書いている途中の新作小説が、小説の中だけの話とは思えないような展開を見せ、担当編集者の鳥飼(土屋)が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けることとなる……という先の読めない展開が連発する。富山でオールロケを敢行したことも特徴だ。
土屋は「難しい状況が増す中、封切りの日をご一緒できたことを本当に感謝しております。この作品は謎解きのエッセンスが凝縮されたような作品で、語れば語るほど伏線が湧いてくる作品です。末永く、津田さんから解き放った謎を楽しんでもらえたらと思います」と、作品の主人公にかけてアピールした。
イベント序盤から映画にちなんで、特製“鳩だるま”落としなるものを行うことに。これは普通のだるま落としと一緒で最後まで落ちずに成功させることができるのかというもの。これを見て風間は「こういうものを撃退するわけではない……」といえば藤原も「こういうわけではない」と苦笑いしながらぼやく。それでも、挑戦することとなり、風間の方向に向かってだるまが飛んでいくこととなり、藤原は「久々にやると楽しいっすね」と、ハンマーを思い切り振れてストレスが解消された様子を見せたり、土屋はミスしたが、風間がさもミスがなかったようなコメントでフォローしたりと盛り上がっていた。
そんなゲームの後には作品の話題へ。土屋は「本を読んでいる男性の姿が好きなので、個人的に眼福でした。この作品は何度も何度も観たほうがいいです!普段って、伏線がいくつかあると思うんですけど、この作品は伏線でできている感じで、謎のミルフィーユが何層もあって、人の解釈を聞くとそうなんだというのもあるのでSNSで交流して謎を解いて頂ければと思います」と、アピール。
風間は「“物語”という言葉の根幹から覆すようなものでした。それが、ひっくり返される瞬間というのはみなさんしたことのない体験をしてもらえると思います。この作品を何度も観て頂きたいという言葉には数年後に観たら自分にとっての結末が変わっているかもしれないという作品になっています」と、感じ方が変わるとも語っていた。
そして藤原から「豪華なキャストでお客さんを一緒にして、小説の世界に引き込むような映画をおしゃれな映画を撮ってもらったと思います」と、気持ちを語っていた。
また、イベントには本作主題歌『爆ぜる心臓 feat. Awich』を担当するバンド『KIRINJI』堀込高樹もサプライズで駆けつけたり、鳩モチーフ特効が場内を飛び交うなど雰囲気満点のなか終演を迎えていた。
映画『鳩の撃退法』は全国公開中!なお、西野七瀬も登壇予定だったが、体調不良により欠席となったこともアナウンスされた。
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