“セクゾ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Sexy Zone』の菊池風磨が6日、東京・有楽町の帝国劇場で主演舞台『DREAM BOYS（ドリームボーイズ）』（演出：堂本光一）公開ゲネプロを、アイドルグループ『SixTONES』の田中樹、ジャニーズJr.でアイドルグループ『7 MEN 侍』『少年忍者』らとともに開催した。
2004年に滝沢秀明主演で初演された『ドリームボーイ』以来、亀梨和也、玉森裕太、中山優馬、岸優太とジャニーズ事務所の旬なアーティストにより演じ継がれ“ドリボ”の略称でも親しまれる作品が今年9月に上演。菊池は『ドリームボーイズ』の歴史で7回だけチャンプ役を演じたことで知られる。一方、本作のチャンプ役は菊池とジャニーズ事務所入所同期で知られる田中が演じることとなる。
ゲネプロ後には菊池、田中による会見が開催。 ゲネプロへ菊池は「こんなにワクワクした幕開けはなかったですね、いままで。ゲネプロでしたけど、すごくワクワクしましたし、楽しめましたし舞台上で生きているなと感じがしました」と、胸躍るものだったよう。田中は「しっかりけいこやってきたんですけど、できるのか俺たちに、帝国劇場で……っていう気持ちはあったんですけど、いざこういう形でやってみたら、結構いいのできたなって思います（笑）」と、手応えを感じたそう。
舞台センターから見る景色へ、田中は「あれ何年前だっけ？10年近く前ですかね、チャンプの弟役としてステージに立たせて頂いたこともあって、それでチャンプとして立てていることは夢がかないました。風磨とライバル関係であるというのもそうだし、自分のなかですごく大きなお仕事というのが分かったうえで、それ以外の個人的にこみあげてくる感情がありました。自分のなかで勝手に一回りも二回りも大きくなっていってます」と、万感といった様子。
そんな田中のチャンプについて菊池は「僕がチャンプの時に見えていた僕の役って、こんなふうだったんだなって2方向から見ているような気分で新鮮な気持ちでした」と、見え方が変わるとともに、「僕もチャンプやってたんですけど、僕のチャンプの方がちょっとだけ良かったかな（笑）。ちょっとだけだけど（笑）」と、気の置けない関係だからこそのやりとりを繰り出す。
と、いいつつ菊池は「やっぱり、樹以外チャンプは考えられないですね。誰がいいですか？とアンケートで聞かれたら、僕は樹って答えると思います。同期というのもありますし、お互いにジュニアのときにほぼ毎日一緒にいたけど、そのときからグループは違っていて、『DREAM BOYS』と重なるような部分が多いんです。仕事が違っていてスケジュールが合わなくて話さない時期や離れた時期もあったりしたので重なりますね」と、しみじみ。
これに田中は「僕は聞かれたら中島健人と答えていた可能性もなくはないです（笑）」と、天邪鬼な発言だったが、菊池も「俺も本当は寺西（拓人）にしようかな。同期ならびで」と、負けじと応酬！そんなやりとりもあったが、田中は「風磨と横に並んでステージに立つというのはジュニアのときぶりかなって。自分の中で頂いたお仕事を最高のものにする、お客さんに何かを届けられたらという思いもありますけど、風磨に成長を見せれたらなという気持ちがありますね」と、菊池を意識している様子。
田中は成長した？という質問に、菊池は「成長というか大人になったなって感じですね。大人になっている感じがして、ってことは俺もちょっと大人になったのかなって。樹を見ていてほかの同期のいるメンバーを見て、
逆に成長を感じて、大人になってる！」という実感とともに「そして、こんなに（田中の）ほおがこけちゃって（笑）」と、田中イジりも忘れず。
本作のけいこなどを通して、お互いに気づいたことはないか？との質問には、田中は「ずっと変わらないですよ。ずっと、一緒。中学生のときからね」というと菊池も「変わらないよねー」と、うなずく。
田中は続けて「本当に変わらないけど気づいたら（菊池の）体がバキバキになってたくらいで（笑）。それ以外変わらないから、だから今このくらいの感じなのかも」と思い浮かべ菊池は「変化があったら気づいてますね。連絡は結構とりあってますし、なんかの現場で会うこともあるんです。俺がデビューして3、4年くらいは会わなかったけど、最近は会うこと多くなりましたね。変わったこと………ほほこけたな！」と返すと、「それは数年前から！」（田中）、「もう顔なくなっちゃうんじゃない？（笑）」（菊池）、「そんなこけてる？」（田中）と、ぽんぽんとテンポよく会話をラリーし、気の置けない関係が窺える光景が繰り広げられた。
【後編（菊池風磨 名物の壁フライングは「本当にコスパが悪い！」と声張る！万感の「すごく大親友の樹と帝国劇場の真ん中まで連れてきてくださったみなさんに感謝しております」）へ】
■キャスト・スタッフ
エターナルプロデューサー：ジャニー喜多川
演出：堂本光一
出演：『Sexy Zone』菊池風磨、『SixTONES』田中樹、『7 MEN 侍』（中村嶺亜、菅田琳寧、本髙克樹、佐々木大光、今野大輝、矢花黎）、『少年忍者』（黒田光輝、織山尚大、北川拓実、ヴァサイェガ渉、川﨑皇輝、元木湧、安嶋秀生、内村颯太、深田竜生、檜山光成、平塚翔馬、青木滉平、豊田陸人）、紫吹淳、鳳蘭
※本舞台制作会見記事
・菊池風磨ドリボ主演で会見で巨大ビジュアル公開に「感動しますね」と万感！田中樹と「この場に一緒にいるのも胸アツ」
・田中樹 菊池風磨と「ジャニーさんには2人まとめて『不良だ』と言われていた」と回顧！本髙克樹から過去の「これからのJr.のヒップホップは任せた」発言暴露され赤面一幕も
・織山尚大ジャニーさんから「あいつがむしゃらだな」と言われた思い出披露！ヴァサイェガ渉 菊池風磨に「嫌われちゃったのかな」と思い込むことになったエピソードとは