菊池風磨 名物の壁フライングは「本当にコスパが悪い!」と声張る!万感の「すごく大親友の樹と帝国劇場の真ん中まで連れてきてくださったみなさんに感謝しております」【会見ロング・後編】

菊池風磨 名物の壁フライングは「本当にコスパが悪い!」と声張る!万感の「すごく大親友の樹と帝国劇場の真ん中まで連れてきてくださったみなさんに感謝しております」【会見ロング・後編】1

 【前編(菊池風磨 気の置けない関係窺わせる田中樹への「僕のチャンプの方がちょっとだけ良かったかな(笑)」!逆に「中島健人と答えていた可能性もなくはない」の応酬も)より】

 印象的だったシーンへは、菊池は「樹と対峙して歌っているシーンが結構あるんですけど、それがぐっと来て、リハ場から泣きそうになっちゃったりしところがありました。2人で手を組んで歌うという部分で(演出を務める堂本)光一さんから『風磨は感極まって涙があふれちゃうかもしれない』というシーンがあったんですけど、樹が『いや光一さん無理です、僕泣いちゃいます!』といってリハ場から泣いちゃって」というところがあるのだとか。

 菊池は続けて、そのシーンへ「それでさっきゲネプロはじまったら、初めてあのシーンでしっかり目があって、グッと来ちゃって、まともに歌えなくなりそうでした」というと田中は「ゲネプロ終わってからの第一声が『あそこのシーン俺の顔見るなって言っただろ!』って(苦笑)」と、“クレーム”も入ったというほほ笑ましいエピソードを話したり「僕たちも感情が大きくなっていくので、もしかしたら(本番でも)涙があふれるかも!……という見出しでいかがでしょうか(笑)」と、記者たちへ笑いながら呼びかけていた。

 身体的な話も出たということで、本作のためにしたこととして菊池は「一緒にトレーニングをやりましたね。けいこ終わりに。樹にはとにかく食べさせました」と、体重を増やすようにしたそうで田中はその日々を「1時間前にけいこ場に呼ばれて、一緒に飯を食わないといけなくて」と、徹底していたよう。そこまでしたのにも理由があるようで、菊池は「こいつ、飯食いながら寝たりするんですよ!赤ちゃんでしょ」ということだがあるようで、田中も「噛みごたえのあるものを噛んでると、長くて寝ちゃうんです」と、証言していた。ちなみどこで食べたのかは「ジョナサン」と2人とも声をそろえることも。

 田中は体重を増やすことを目指したが、菊池は減量の方向でトレーニングし「僕も落とすことは心がけて、痩せましたね。弟役の台詞で、『兄貴はリングに立ってない、トレーニングすらしてないんだ!』というのがあるんですけど、脱ぐとバッキバキになっているのでめちゃめちゃ気まずいんです(苦笑)。テスト勉強してないって言ったのに良い点をとっているみたいな感じで」と、トレーニングしたらしたでの苦労もあるようだった。

 体力的にきつかった部分はないか?との質問が。田中は「俺はとくに後半はベッドの上だったりするのでそんなでもないですけど、風磨は登ったりとか壁フライングやったりするんで……」と菊池が行うドリボ名物の“壁フライング”を挙げる。すると、ここから菊池の声のトーンが1つあがり、「俺、壁フライングがあんなにキツイと思わなくて!!ほぼ毎年見せてもらっていましたけど、前回の岸(優太)くんとか、玉森(裕太)くん、亀梨(和也くんと見させてもらっていますけど、タイミング合わせるのが難しそうだけど、そんなにつらくなさそうと思っていたんです。けれどやってみたらめちゃくちゃつらくて!でも、観ている側ってそんなにつらさ分からないですよね……」と、何度も“つらい”を口にするほど大変という。

 記者がここで「どこがつらいんですか?」と尋ねると、菊池は「そう!そう思うでしょ!!」と、我が意を得たりといった様子で身を乗り出しつつ「だから、本当にコスパが悪い!何がっていわれると、腹筋なのかな?呼吸も詰まってますし、袖にはけたときにもうヘトヘトになってるんです。でも、それって伝わらない!代々先輩方がやられていますけど、壁フライング本当にキツイです!」と、訴えていた。

 そして田中から、「こういうご時世のなか、ステージ上でパフォーマンスするということで、出演者もスタッフも感染対策予防を気をつけて、無事初日までたどりつきました。ここから約1ヶ月31公演、気を抜かないで、パフォーマンスをするというので、普通のときよりも体調面も気をつける状況です。みんなの力を合わせて、31公演無事に最高のパフォーマンスを届けて、観に来れないファンの方も大勢いらっしゃると思いますけど、風磨と樹は『DREAM BOYS』やってるんだ!というところで、少しでも頑張れ!って思って頂けるだけでも、エネルギーになりますので、このまま千秋楽まで全員でかけて行っていきたいと思います!」。

 菊池からは「とにかくこうして初日を迎えることができてありがたく思っています。このお仕事をさせて頂いてから10数年経ちますが、すごく大親友の樹とここまで、帝国劇場の真ん中まで連れてきてくださったみなさんに本当に感謝しております。もちろん、応援してくれているファンのみなさん、頑張って支えてくださっているスタッフのみなさん、そしてJr.を含めキャストのみなさん、本当に一生懸命、楽しく、ときに厳しく、みんなで素敵なステージをこれからお届けできたらなと思います。何卒、ご声援をよろしくお願いします!ありがとうございました」と、思いの丈をスピーチしていた。

 舞台『DREAM BOYS』は6日から同29日まで帝国劇場にて上演予定!

 ■キャスト・スタッフ
 エターナルプロデューサー:ジャニー喜多川
 演出:堂本光一
 出演:『Sexy Zone』菊池風磨、『SixTONES』田中樹、『7 MEN 侍』(中村嶺亜、菅田琳寧、本髙克樹、佐々木大光、今野大輝、矢花黎)、『少年忍者』(黒田光輝、織山尚大、北川拓実、ヴァサイェガ渉、川﨑皇輝、元木湧、安嶋秀生、内村颯太、深田竜生、檜山光成、平塚翔馬、青木滉平、豊田陸人)、紫吹淳、鳳蘭

 ※本舞台制作会見記事
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