俳優・柄本佑(30)、女優・久松郁実(21)が20日、東京・台場のフジテレビ内でドラマ『ROAD TO EDEN』試写会&トークイベントに登場し、司会はフジテレビの渡辺和洋アナウンサー(41)が務めた。
同作は大量破壊兵器により荒廃した惑星で、人類を虐げる強化ヒト型キメラ兵器・ニュークローンとの戦いを描いた異世界バトルアクションSFドラマ。柄本はニュークローンに反乱するレジスタンスで謎の出生を持つ主人公のカイト役を、久松はカイトを戦いに巻き込むレジスタンスのメンバーのアリス役を演じている。台湾・金門島での海外ロケを敢行したことや、桜田通、松田慎也、袴田吉彦、永井大、古田新太らといった豪華キャスト陣が出演していることも見どころの1つだ。
柄本は全8話を20日かけて撮影したといい、「天気にも左右されて、それだけの日数で、その日その日によって撮影の番手が変わったりもしましたね」と、天気との戦いだったよう。
さらに撮影現場には「防空壕での撮影もあって、ちょい心霊スポットなんかがあって」と切り出した柄本は、「そこでスタッフさんの中に“視えた”人がいてそんなに怖くなかったらしく、そのまま撮影していたんですけど、ホテルに帰ってその後1人で夜中にその場所にまた行ったらしんです。本人はもうそのとき『記憶がない』と言っていたんですけど、翌日から高熱にうなされて台湾の言葉でもない何かの言葉をバーっと言ってたらしくて。お札とかを張ったりしたらしくて。3、4日経って現場に復帰されたんですけど、この人が土気色になるんだというくらい当時は真っ白で」と、怪談エピソードを披露し、これを知らなかった久松はビックリ!
それでも、柄本は「そういうところだからこそ出る作品の空気感や世界観は出ているなと感じましたね」と、クオリティーアップにつながったとアピールした。
金門島での撮影では、俳優同士の距離も近くなったようで、久松は、街を歩いていたところ宇梶剛士と永井大と遭遇し、マネージャーと4人で食事したそうで、「東京なら絶対に有り得ない」と、笑みがこぼれた。
その話題に挙がった永井については、柄本は「永井さんと生身で戦うことがあって、本当にすごいんですよ!いろいろ格闘技はやられているらしくて、すごいうまいんでうす。周りのアクションチームの人もそうですし、リアクションが取りやすいように痛くないところもよく知っているので、そこにちょっと当ててくれるんです。リアクションも取りやすかったです。向こうは避けれるので、こっちは当てに行くくらいのつもりでやらせて頂いて、楽しかったですね」と、全力をぶつけられ充実感があったようだった。
アクションについては、久松は武器を使っての演技に初挑戦。槍を手に戦闘したそうだが、「力加減を強くしてしまって自分を痛めつけてしまっていました」と、苦笑いだった。
今後の展開としては、「8話の間にオードリーの春日さんがどこかに出ています。出演されると金門島で聞いて、すごい気持ちがアガりました。撮影スタッフの間ではちょっとした事件になりましたね」と、期待を持たせていた。
ドラマ『ROAD TO EDEN』は26日よりFODにて配信!