俳優・菅田将暉、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎が22日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で映画『CUBE 一度入ったら、最後』(監督:清水康彦/配給:松竹)完成披露試写会を清水監督とともに開いた。
本作は、1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督が生み出した、カルト的な人気を誇った密室サスペンス映画『CUBE』をナタリ監督公認で完全オリジナルストーリーでリメイクした作品。突然ある空間に閉じ込められたエンジニア・後藤裕一(菅田)、団体職員・甲斐麻子(杏) 、フリーター・越智真司(岡田)、中学生・宇野千陽(田代)、整備士・井手寛(斎藤)、会社役員・安東和正(吉田)……彼らには何の接点もつながりもない。理由もわからないまま、脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。仕掛けられた暗号を解明しなくては、そこから抜け出すことは絶対にできない。体力と精神力の限界、極度の緊張と恐怖と不安、そして徐々に表れていく人間の本性……終わりが見えない道のりを、それでも「生きる」ためにひたすら進んでいく。果たして彼らは無事に脱出することはできるのか……。
会場は劇場全体を謎の立方体“CUBE”仕様に装飾し、全スクリーンを“CUBE“がジャックするなかでのものに。しかも6人が2人ずつにわかれて各スクリーンをまわり、来場者をグリーティングするというサプライズ演出もあるという“神対応”が行われるなかでの舞台あいさつとなった。
そして全員ドレスアップしてメディアの前に登場。作品は緊迫しているところが多々あるが、現場は逆に和気あいあいと過ごしてたようで、菅田が「誰かがゲームを持ってきて」ということで、どんどんゲームを持ち寄っていったそうで、「楽しく遊んだりしました」というと斎藤も「それぞれの立ち位置で仲良く和気あいあいとしてました」と、ほんわかしたものだったという。その過ごしやすさに吉田は「あまりにも楽しい時間だったので、仕事したくなくなる」とまでぶっちゃけ、さすがにその発言は菅田をはじめ、オールキャストで「それは言っちゃダメ!」とツッコんで沸いていた。
そんななか田代は岡田が“家庭教師”のように勉強を教えてもらったといい、斎藤が「僕も教えてほしい」と岡田にいうと「いいですよ」とノリノリ。では、どんな教科を習いたいかという質問に、斎藤は「保健体育をね」とニヤリと笑うと、菅田は「もう帰れ!(笑)」とテンポ良くツッコミ、場内は大爆笑。
しかし、斎藤のトークは止まらず、井手は役どころで裸足で臨んでいたということで、「魔界村みたいにパンイチみたいな状態なんです。それで、足のツボに収まるように動いたんです。菅田さんたちはガタイがよくなっていくんですが、僕は健康になっていったりしました」と、“足つぼ健康法”につながっていたという意外すぎる事実が明かされ、会場を驚かせていた。
ほかにも、もしCUBEに閉じ込められたらあどうするかという質問も飛んだが、菅田は「周りにいる人は疑うと思います。その人のせいにして1日過ごすと思います」という回答や、岡田は「3時間くらい瞑想するんじゃないかな。諦めるとかはないけど」と、心の準備をしていくと話していた。
そんなキャスト陣同士の掛け合いも多数巻き起こるイベントとなり、最後に菅田からは「コロナ禍のなか、なんとか完成して、観てもらえるところまできました」と、万感の思いとともにメッセージを寄せていた。
映画『CUBE 一度入ったら、最後』は10月22日より公開予定!
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