映画「トモダチゲーム 劇場版」(監督:永江二朗/配給:キャンター)の完成披露試写会が18日、都内で行われ、俳優・吉沢亮(23)、内田理央(25)、山田裕貴(26)、大倉士門(24)、根本凪(18)、上野優華(19)、天月(25)、久保田悠来(35)が出席。主演の吉沢が「内容はシリアス。ドラマ版以上にハラハラドキドキする最後の心理戦。最後まで目を閉ざさずご覧下さい」と自信満々でPRした。
人気同名コミックのドラマ化に続く3部作。仲のよい高校生グループが高額の借金返済ゲームに巻き込まれ、疑心暗鬼の心理戦と頭脳プレーを駆使して挑んでいく、他人事では済まない壮絶なドラマ。
この日、「時間がないなかでみんなで命を削りながらつくった作品」とのっけから熱気ムンムンの吉沢だが、見どころについては「ドラマ版では主人公のナレーションで進んでいったが、今回は主人公がみんなの動きを見ているので、そのひとつひとつの目線をチェックしてほしい」。内田は「ドラマ版ではコックリさんゲームでピンチに陥ったが、映画もピンチに陥る…ような…。でも妖しいような妖しくないようなキワドいライン」と茶目っ気たっぷり。山田も「この劇場版で隠されていた過去が明かされるのかな!?」と続けてファンを煽った。一方、大門が自分の役柄をのらりくらりと関西弁で話しだした途端、突如、吉沢が「なんか士門クンのこの感じ好きだな〜」とニヤニヤ。これに、大門も「オレも亮クンが好き!」と相思相愛な様子を披露し、会場を和ませていた。
撮影は冬に行われたそうで、吉沢が「寒かったですね。みんな死ぬほどカイロ貼って逆に暑かった」と振り返ると、内田が「カイロを貼った数を数えていた衣装さんに聞いたら、吉沢クンがいちばん貼ってたって言ってた」と突然のツッコミ。これに、「上半身だけで15枚貼ってたかも。部屋にいるとき暑くて汗がすごかった」と苦笑いの吉沢だった。
お題にちなんで、友情とは?については、吉沢が「なんですかね!? 深い…」と前置きしつつも、「安心感みたいなこと。一緒にいて安心する場所ってこと」としみじみ。内田は「フレンドと言いますか、フレンドリーみたいな感じ」と意味不明なコメントで周囲を爆笑させると、思わず吉沢が「この方、天然なんです」。それでも内田は「友情というと、守らねばならぬという感じだけど、フレンドって言うと優しい感じになる。言葉ってむずかしいですね…」と真意を一生懸命説明。山田は「いつのまにか…なもの。いつのまにかアイツが声かけてくれたとか」。大倉も「友情とは命。僕は友情なかったら生きていけへん人間なんで」とそれぞれの”友情論”を披露してファンを盛り上げていた。
6月3日公開!