人気デュオ『KinKi Kids』堂本光一、井上芳雄、上白石萌音、音月桂、岸祐二、大澄賢也、島田歌穂が6日、東京・帝国劇場でミュージカル『ナイツ・テイル ―騎士物語―』(脚本・演出:ジョン・ケアード)東京初日公演開幕を前に、会見を開いた。
ケアード氏の脚本・演出により、2018年7・8月に帝国劇場で世界初初演。昨年夏に新型コロナ対策を徹底しオーケストラ・キャストともに大人数から成るコンサート・バージョンを無事に成功させたミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』が再演!再び堂本、井上によるコンビが2人の騎士として観客の前に姿を見せることとなる。
すでに先月13日より大阪で幕を開け、満を持しての東京公演。堂本としては、「3年ぶりの『ナイツ・テイル』の帝国劇場で、先に梅田芸術劇場で1ヶ月やってきて、(演出の)ジョンさんから言われたのは、『そこで得たものを生かしながら、また新しい発見を』と言われました。お客さんがいるなかで、舞台に立つと不思議とその日だけの感情も生まれてきたりするので、本当に素晴らしいみなさんと、ステージに立てる幸せを噛み締めながらと思っています」と、心境を。
井上も大阪公演のことに触れ「初日の夜は結構緊張していて、初演は初演で勢いがあるんですけど、再演は再演の難しさがありました。それで1ヶ月やってきて、きょう帝劇の初日でどんな気持ちになるか立ってみないと分からないです。お客さまのいるなかで1ヶ月やっていきたいと思っています」と、意気込んだ。
一方、音月は「日に日にカンパニーの団結力というか結束力が増しているのを感じているんです。すごくリラックスしてのびのびできているのは、みなさんと一緒にお芝居しているからかなと思っています」と、メンバーたちを見回しつつ「きのうゲネプロがあって、それを袖から見ていたんですけど、キング・オブ・帝国劇場のお2人が、堂々とされていて」というと岸が「プリンスからキングになったんだなって」と、しみじみ。
さらに音月は、堂本と井上を見ながら「ハプニングすらもちょっとおいしいと思われるフシがあって(笑)。楽しんでいらっしゃるので、お客さんも楽しいと思うんです」と、堂本と井上に感じていることを吐露。
すると堂本も「楽しんでるよね」とあっさりと認める。大阪公演初日に井上の汗によりマイクが“水没”してしまいカーテンコールでマイクトラブルが起こり、観客へ締めのあいさつをする際に、堂本のマイクを貸すために井上が堂本をバックハグしながら話したというエピソードを目の前で再現しながら触れつつ、井上は「そうしたくて僕は(汗で)マイクを沈没させたんです(笑)」とお茶目に話せば、堂本は「あれ以来、しょっちゅう音声さんがマイクをチェックするようになって(笑)」と、その後のてん末を明かしていた。
そして、堂本から「この素晴らしいキャスとともに、ジョン・ケアードさんを先頭に、この舞台に立てていることが嬉しいです。油断はせずに、いろんなことを想像しながら、みんなと想像していくというので、その状況によって受ける感覚が違ってくると思うんです。それをみなさんと共有して、この作品にある愛をみなさんにお届けできればと思っています」と、メッセージを寄せていた。
ミュージカル『ナイツ・テイル ―騎士物語』東京公演は6日から11月7日までに東京・帝国劇場にて、福岡公演は11月13日から同29日まで福岡・博多座にて上演予定!
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