山田涼介「こんなフランクな会見なんですか！？」と困惑や意外な裏話の岡田准一へ「言わなくていいですよ！」と思わずツッコミ！「できた後輩」と言わしめる結果にも

　アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』山田涼介が7日、東京・上野東照宮で映画『燃えよ剣』（監督：原田眞人／配給：東宝・アスミック・エース）公開直前イベントにアイドルグループ『V6』で俳優・岡田准一、俳優・尾上右近、松下洸平とともに出席した。

　本作は作家・司馬遼太郎氏の同名小説が原作。江戸時代末期の剣客集団『新選組』のたどる道を副長・土方歳三（岡田）にフォーカスを当てて描いた作品となる。徳川幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す倒幕派の対立が激しくなるさなか徳川幕府の後ろ盾のもと結成された『新選組』は倒幕派勢力の制圧に八面六臂（はちめんろっぴ）の活躍を見せる。しかし、時流は倒幕へと傾いていくこととなり……。山田は剣の天才・沖田総司役を演じている。

　新選組が仕えた十五代将軍・徳川慶喜が祀られていることから同所でのイベントに。山田は、「ここ重要文化財という中で、こういうふうにごあいさつさせて頂けるということで、撮影当時の沖田総司の気分になるというか」と、気持ちも入るといい、「いろいろな状況のなかで先延ばし、先延ばしにあんりましたが、いよいよみなさまの目にこの『燃えよ剣』が届く日が来ました。みなさんにどういうふうに観て頂けるのかという緊張感も持っております。ぜひ、みなさんお力添えをよろしくおねがいします」と、真摯なあいさつをした。

　そんな山田を尻目に岡田は「撮影に入る時に、僕花粉症が始まったんです」とトークを切り出し、山田は「そこから入ります！？」と、いきなり動揺する一幕も。

　続けて共演者同士の話題へ。山田は右近が学校の先輩という話をしたり、「洸平さんは岡田さんに殺陣の指導を受けている時にあたふたしてましたよね」と、暴露。これに岡田もうなずきながら、「最強の剣士を山田くんは割と堂々と演じていたんですけど、斎藤一の松下くんは、アサシン的な振り付けをしたんです。刀だけどアサシンという振り付けをつけて、それが予想外だったらしくて、すごい緊張していて」といい、松下は緊張のあまり生返事した様子が岡田らに「バブー」と言っているように映ったとイジることに。

　さらに岡田は「山田にさっき記事になるよなことないかと聴いたら、『僕は最近ゲームしかやってないです』というので、きょうは松下くんは『バブー』となるという」と、イジり倒し、さらに笑いを誘う。

　ついには、岡田が鼻炎の話を再燃させ、実は着物のなかに鼻炎薬を隠し持って撮影していたという意外な裏話が明かされ、山田も「言わなくていいですよ！」と、思わずツッコみをいれ、「こんなフランクな会見なんですか！？完成披露試写会のときはもっとしっかりしてましたよね」と、戸惑う姿を。そんな山田に対して3人は「山田くんは格好いいですよ」と発言して息が合っていた。

　ほかにも、格好いい男の定義について話が振られたが、山田は「ぶれない人は格好いいなと思います。発言を貫き通すというのは観ていて格好いいなと思いますし、それを思わせてくれたのは岡田さんなんです。こういう男になりたいなというので、僕は人に対して思わないタイプですが、そう思いました」と、羨望の眼差しを寄せると、岡田も「できた後輩ですね。こんな後輩ほしいです」と、ご満悦だった。

　映画『燃えよ剣』は15日より全国公開予定！