アニメ『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!/同時上映 劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』公開記念舞台あいさつが10日、東京・TOHOシネマズ 池袋で開催され『マクロスΔ』からフレイア・ヴィオン役の鈴木みのり、美雲・ギンヌメール役の小清水亜美、美雲・ギンヌメール歌担当のJUNNA、カナメ・バッカニア役の安野希世乃、レイナ・プラウラー役の東山奈央、マキナ・中島役の西田望見、ボーグ・コンファールト役のKENNが登壇した。
以下、公式レポート。
「こんなサービス滅多にしないんだからな!」とMCのボーグを演じるKENNによるあいさつから舞台あいさつがスタート。
まずは出演陣の衣装に注目がいき、フレイアを演じる鈴木は「昨日はハヤテを意識した青色の衣装。今日はフレイアの赤。リンゴが入ったアクセサリーを身に付けている」とキャラクターへの愛を表現した衣装へのこだわりを語った。
マクロス関係のイベントに関わるのは3年振りという美雲を演じる小清水。「時の流れを感じたのはJUNNAがお酒を飲める年齢になった時」とコメント。
さらに、久々に美雲に向き合った感想は?と聞かれると「冒頭部分は、やっと平和になりつつある世界。一旦いろいろなことを終えたという気持ちがある。だから、少しだけ美雲は年相応でもいいのかな?と思い、初めの一言だけはそれを意識して演じた」と語った。
今回、ワルキューレに対抗する音楽ユニット「Yami_Q_ray(ヤミキューレ)」が登場し、「銀河争奪歌合戦」というキャッチコピーを掲げているが、どういう歌合戦になるのか?と聞かれると、「赤と白に分かれて……」とレイナを演じる東山。「紅白じゃないか!」というKENNのツッコミに「凄いカッコいい歌合戦が観られることは間違いない!」と東山が返し、キャスト陣の仲の良さが垣間見えた。
「Yami_Q_ray」の楽曲はとても難しく、「人間が歌う歌じゃない」と美雲の歌を担当するJUNNA。「この曲、生で歌える!?」とワルキューレの間でも騒然としたと言い、「オケだけ聞いていても精神が崩壊されそう」とカナメを演じる安野。「1音だけ間違えても不協和音」と東山。「皆さん頑張ってカラオケで歌ってください」とマキナを演じる西田がコメントした。続けて西田は、「ストーリー上で流れる曲と、サウンドトラックに収録されている曲では、少しアレンジが異なるので、ぜひ劇場に足を運んで両方楽しんでほしい。」と楽曲への注目ポイントもアピールした。
安野は、リーダーのカナメを演じる上でどうかと聞かれると、「シナリオがとても丁寧に作られているので、台本の台詞と、カナメが思っている事が自然で、とても演じやすかった」と素直な気持ちをコメント。
続いて、レイナを演じる上でどうかと聞かれた東山は「レイナはマキナに助けてもらう事が多く、初期は単独行動のイメージがあったが、今回、精神面で成長した。”誰かのために”など、仲間意識を感じる台詞が多かったと感じた」とキャラクターの成長について語った。
西田は「テレビ版ではなかった感情表現をした。カナメをいじる場面があり、マキナも、メンバーをからかったりするのか!」とキャラクターの新しい一面について語り、さらに「個人としては、私の体の一部が登場する。最後のクレジットにも注目」と自身の実写登場をアピールした。
MCを務めたKENNとほか出演陣のクロストーク、そしてアットホームな雰囲気の中、時間はあっという間に過ぎ、最後に1人ずつ、ファンの方へ向けてメッセージ。
KENN「マクロスは面白いです!語りたいことはたくさんあるが、観てもらうことが1番。ぜひご覧ください」
西田「マクロスは面白いです!内容面についてはパンフレットなどで沢山語っているので読んで欲しい。そして、マクロスに関われた事が嬉しく、ここまでこれた事が感慨深い。まだまだ上映しているので、ぜひ劇場に足を運んでください」
東山「マクロスは面白いです!この映画には、愛や涙など全てが詰まっている。劇場で流れる音楽は10月13日発売のワルキューレ3rdアルバム『Walkure Reborn!』、10月20日発売の劇場版サウンドトラックとも違う部分がある。ぜひ聴き比べてほしい。それができるのは今だけ!」
安野「マクロスは面白いです!作品についてはパンフレットで語っているのでぜひ読んで欲しい。そして音楽は、映画館で聴くと全然重みが違う。エンディングの1曲目「宇宙のかけら」はCDと聴き比べて、こういう曲だったんだと噛みしめて聴いてほしい」
JUNNA「マクロスは本当に面白いです!めちゃくちゃ可愛い美雲が見所。劇場の音響でワルキューレの楽曲を聴いてもらえると嬉しい。気持ちがダイレクトに伝わると思う。そして、みんなの思いが繋がってここまでこれたと思っている」
小清水「(マクロスは本当に面白いです!を)私は言わないわよ。私の分はフレイアお願い」鈴木「はい」という仲の良い掛け合いに会場から拍手が起こった。あらためて、小清水より「美雲が、どこでそんな言葉を覚えたの?という言葉を言う。もし見つけたら親心で見守ってほしい。まだ3歳だもの」
鈴木「上映まで、お待たせしましたが、今の鈴木だからフレイアを演じられたと思っている。『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』が同時上映。『マクロスF』 を知って、オーディション受けた。映画館で『劇場版マクロスF』を観に行ったことも印象に残っている。「マクロス」が今後も続くんだなと思うと、今ここに立っている事がとても大切な時間だと感じている。マクロスは面白いぞー!!!!!!」
KENN「素晴らしい作品ですし、「マクロス」は色々な展開をしている。一度ならず、二度三度と観て、もっともっと『マクロスΔ』『マクロスF』の世界に浸っていただければと思う。」
そして最後はKENNの音頭により、全員で「ありがとうございました!」とお礼の挨拶で締めくくった。
『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』と同時上映『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』はまだまだ公開されたばかり。数量限定で配布される劇場入場者特典「原画アートカード」には、来年4月開催予定の『ワルキューレ LIVE 2022 ~Walkure Reborn!~』のチケット先行申込用シリアルコードも記載されているという。
※記事内写真は(C)2021 BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT