俳優・田中圭(37)が20日、東京・スペースFS汐留で映画『そして、バトンは渡された』(監督:前田哲/配給:ワーナー・ブラザース映画)学生限定試写会イベントにVTRで登場した。
作家・瀬尾まいこ氏が上梓し2018年2月に発売直後から、感動傑作との多数の反響が大きな話題を集め、累計発行部数100万部を突破している本屋大賞受賞作品。血のつながらない親に育てられ4回も名字が変わった女子高生・森宮優子(永野芽郁)と、わけあって料理上手な義理の父親・森宮さん(田中圭)と暮らしている。一方、何度も夫を替えながら自由奔放に生きている魔性の女・梨花(石原さとみ)は愛娘・みぃたん(稲垣来泉)を残して姿を消してしまった。一見関係のなさそうなこの2組の親子だが、優子に届いた手紙をきっかけに交差していくこととなり……。
場内では高校生と大学生が作品を鑑賞。上映後、スクリーンには田中のVTRが上映されることに。
田中は「俺からの……バトンを……俺からのバトンを!!」とお茶目な役のような入りから「みなさんこんにちは!田中圭です。きょうは学生のみなさんに映画をご覧頂けたということでありがとうございます!楽しんで頂けましたでしょうか?劇中では優子さんと血のつながらないお父さんの役を演じさせて頂きました」と、説明。
そしてその最後に、主演の永野芽郁が演じた“娘”優子へ「きょうは残念ながら、僕がそちらに行けなかったので、娘の優子ちゃんに行ってもらおうと思います。さっそく呼んでみましょう!優子ちゃ~ん、よろしく~!」の名前をコールし、実際に永野が「はーい!」と登場!場内は沸き返るなかそこから学生と一緒に永野がトークで盛り上がることとなった。
そのトークのなかで、田中がこの場にいないからこそ明かせるエピソードは?という質問が。そこで永野は、「うわー!いっぱい話したい!!いないからこそですよね?」と、テンションもあがりつつ、「とにかく寝癖がひどい!芸術みたいなんです。『寝癖ついてますよ』という会話じゃないんです(笑)。どうやって寝られてたんですか!?というのを毎朝していました。毎朝楽しみでしたね。毎日毛がどうなってるの!?って。あれは、寝癖写真展を開いてほしかったです!」と、言わしめるほどなのだとか。
さらに、永野は、「あとは意外とおっちょこちょい……というか、お茶目!あれだけ格好良くて、女性なんて田中圭大好きみたいな感じじゃないですか。でも“おれおれ”としてないし、よく分からない嘘も言ってくるし」と挙げつつ、田中の嘘については話を掘り下げ「でも、よくわからないからツッコミづらいんです!でも、そうやって人を和ませる力があると思いました。最近嘘が増したんです!たくさんの人に取材して頂いたいるときにも媒体の方にもついていて、みなさん分からないからツッコミずらくて。最近はツッコむこともあるか無視するかどちらかですね」と、対応を話していた。
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