女優・中条あやみ(20)、真野恵里菜(26)、俳優・志尊淳(22)、小関裕太(22)、磯村勇斗(25)、杉野遥亮(22)が24日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで映画『覆面系ノイズ』(監督:三木康一郎/配給:松竹)完成披露試写会を三木監督(47)とともに開いた。
少女漫画『花とゆめ』(白泉社)で2013年から漫画家・福山リョウコ氏が連載している同名作が実写映画化!主人公の高校2年生・有栖川仁乃(中条)を中心にした高校生の切ない片想いの恋愛ドラマと、バンドの青春模様が描かれる。
ニノのようなマスク姿で客席を縫って登場し大歓声のなかスタート。劇中の通称イノハリと呼ばれる4人組覆面バンド『in NO hurry to shout;』では中条、志尊、磯村、杉野が実際に楽器を手に楽曲も演奏しているが、中条はニノを演じるに当たって「声が大切で、ボイストレーニングは重要だと思って」と半年間ボイストレーニングに通ったそう。そんな努力もあっただけに「観たら必ず感動する音楽になると思います!自信あります!」と、強気の発言。
すると、三木監督も中条の声の仕上がり具合に、「ビックリしました」と絶賛するほどの出来だったそうで、志尊も「僕達が演じている時はどういう音楽か分からないので、そのときは役の感情になってでき上がって音楽が乗ると、客観的に観れるようになって。曲が世界観にマッチしていると感じて、中条ちゃんの歌が素晴らしいなと思って」と、褒める。小関に至っては「完成した後すごい感動しました!試写(中条と)一緒に観たんですけど、感動で握手しました!」と、思わず動き出してしまうほどだったそうだ。
一方、真野については三木監督が「制服ギリギリだったよね」とニヤリ。これに志尊も「『頑張れ25歳!』って言われてた」と証言し、真野はむくれ気味に。そこにテンポを遅れて杉野が「大丈夫だよ真野ちゃん」とフォローし、ほかのキャスト陣から総ツッコみだった。
さらに、本作の魅力を漢字一文字で表すコーナーでは、「鼓」としたためた中条は「鼓動の鼓です」と解説。それを見た志尊がパネルにちっちゃく書かれていたことに、「本当に鼓動なってますか!?」と思わずズッコケそうな勢いで沸かせる。その志尊は、「想」とのことだったが、「作品が片想いというか、うやって気持ちを伝えようかという葛藤を描いていて、想うことの大切さ、想うことがエネルギーになるなと。友情とか音楽だけじゃなくて背中を押せるような作品になっているんじゃないかなと思います」と、話して場内を唸らせていた。
そしてここからがサプライズ!なんとその漢字を筆跡鑑定して恋愛のタイプをはかるとおいうものとなり志尊はエネルギッシュなド根性タイプと評され、その字の大きさでも、「想」うの下の心が大きくはねていることに「スター性がある」と言われて上機嫌で「志尊の志の字も下が心なんで、きれいなのどれかなと練習するタイミングがあるんです」とのことだった。ちなみに中条は甘えん坊タイプと評され「自分から行くより愛される方が好き」との鑑定だったがこれに「そんなことないです!」と声をあげ「小学5年生の男子みたいと言われます」とふわっとした発言をしだし磯村から「よくわからない!」と、ツッコまれて笑いを誘っていた。
最後に中条から「本当に面白かったとしても、そんなことはないと思いますけど、面白くなかったとしても『面白かった!』と言ってもらえれば!」とワールド全開でアピールしていた映画『覆面系ノイズ』は11月25日より全国ロードショー!