片寄涼太「しれーっと恋愛するタイプ？」な質問に記者たち爆笑の切り返し！数原龍友からの「まだモテる気かよ」に欲しかったコメントとは？

　『GENERATIONS from EXILE TRIBE』片寄涼太（27）が29日、東京・赤城神社内で著書『ラウンドトリップ往復書簡』（新潮社）発売を記念し、会見を開いた。

　本書では片寄、彼をデビュー前からよく知り『GENERATIONS』はもちろん、さまざまなアーティストの作詞を手がける作詞家・小竹正人氏が、2人の出会いや懐かしいできごと、それぞれの家族の話や恋愛観・結婚観まで、戦友のような2人が互いに宛てた書簡集となる。

　黒一色のコーデで登場した片寄。現在の心境へ「とてもとても嬉しい気持ちです。多くの方の届くことを願っています」と、笑みがこぼれる。

　原稿を書いてみて、「実際に執筆ということ自体、ブログを書く程度しかなかったので、最初はなかなか言葉が出てくるまで時間がかかりました。ですが、だんだん慣れてきて、まえがきを書くことになった際には、あっという間に書くことができて、書くことの難しさも感じましたけど、楽しみも感じられるようになりました」と、すらすらと書けるようになっていったという。

　とはいえ、最初の方は「いろんな部分をためらったりしていて、気恥ずかしい気持ちもあったんです。でも、書いていくと気恥ずかしさが癖になるというかという感覚はありました」ということを経てなのだとか。

　なかでもお気に入りの書簡については、「寒い冬の日にコーヒーを手渡しくたなった警備員さんのお話とか、自分自身ってこういうことを思っていたんだなという新たな発見がありました」と、書き出してみて自身の新たな部分を発見したという。

　結婚観なども本書ではつづっているそうだが、「僕自身そういう願望を隠したいわけではなかったので、シンプルにそういうお話ができたかなと思います」といい、記者からの「しれーっと恋愛するタイプ？」という追加の質問が挙がると、「逆に、みなさんしれーっと恋愛しないんですか？おおっぴらにするものですか？」と切り返して記者たちを爆笑させることに。この質問した記者は「最初はしれーっとですね」と苦笑いで返すと、片寄はホッとした様子で「そうですよね。最初はしれーっとですよね」と、うなずいていた。

　上梓してみて『GENERATIONS from EXILE TRIBE』のメンバーの反応については、「さっきグループLINEで報告させて頂いたんですけど、もう1人のボーカルの数原龍友くんが『まだモテる気かよ』と一言入ってました」と笑い、もし会っても「『もうモテんでええやろ』と強めに言われそうです」と話して笑いを誘う。ちなみに、この数原のメッセージに対して何か返答をしたのかと問うと、「まだ返してないんです（苦笑）」とのことでどう返すのか問うと「なんて返そう……返されるつもりで送ってないと思います。おめでとうの一言くらい言いなさいよって思いますけどね（笑）」と、数原との楽しげなやりとりを思い浮かべてか笑顔で話していた。

　次作はどうかとの質問も挙がり、「書籍が出て嬉しかったのと書く事自体嫌いんじゃないんだと気づいたので、フィクションとかノンフィクションとかの小説に挑戦できたら楽しそうだなとか、小説を書く方と往復小説ができたらおもしろそうだなと妄想だけしてます」と、野望を口に。では作家活動やゆくゆくは賞はという話が振られると、「いやいやいや（笑）ここでそんな話するとハードル上がるだけなんで。でも続けていけたらと思っているので、そのときは読んで頂けたら」と、アピールしていた。

　「今しかつづれない言葉とか、今感じている感情がつまっています。本に馴染みのない世代の方にももちろん、普段から読んでいらっしゃる方も目を通して頂いて、感じるものがあればいいなと思っております」と、メッセージを寄せていた著書『ラウンドトリップ往復書簡』は1650円（税込）で発売中！