綾野剛、横浜流星がNetflixシリーズ「新聞記者」に出演発表！予告編・ティザーキーアートも解禁で守るべきものと現実との間で、葛藤に苦しんでいるような表情も

2021/11/5 2023/9/13 エンタメ, カルチャー

　俳優・米倉涼子が主演し全世界同時配信を予定しているNetflixシリーズ『新聞記者』（監督：藤井道人）。本作の第2弾のキャストが発表となり綾野剛、横浜流星らが起用されていることや配信日が2022年1月13日となったこと、予告映像・ティーザーキーアートが5日、解禁となった。

　2019年6月に劇場公開され、大きな話題を呼び大ヒットした映画『新聞記者』。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、タブーに挑戦したといわれる衝撃的な内容とスリリングな展開、スタイリッシュな映像で話題に。第43回アカデミー賞の最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得し、多くの映画賞を受賞したことでも知られる。

　米倉は“新聞業界の異端児”と呼ばれる東都新聞社会部記者・松田杏奈で主演。さらに、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役を綾野、映画版にはなかった一般市民で藤井監督がNetflix版でどうしても描きたかったという新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役を横浜が演じる。

　さらに、自分の意思に反し改ざん作業を強いられる公務員・鈴木和也とその妻・真弓を、吉岡秀隆、寺島しのぶが演じる。ほか、吹越満、田口トモロヲ、大倉孝二、田中哲司、萩原聖人、柄本時生、土村芳、小野花梨、橋本じゅん、でんでん、ユースケ・サンタマリア、佐野史郎もキャスティングされている。

　また、予告編では、ある1つの国会答弁にまつわる映像から始まる。官邸記者会見で忖度なしの質問を連発する東都新聞記者・松田杏奈（米倉）、エリート若手官僚として職務に邁進する村上真一（綾野）、そして政治には興味も知識もない就活中の大学生・木下亮（横浜）。メディア、官僚、市井の人々……異なる世界に生きる3人が、世間を震撼させたあるスクープをきっかけに、運命が交わり始める。圧殺される個人の意志と、それを受け継ごうと闘う人々のそれぞれの正義がせめぎ合う中、松田の「この国は変わらないといけないんです」という切実な台詞で映像は締めくくられる。

　ティザーキーアートでも3人それぞれの表情が自分の守るべきものと現実との間で、葛藤に苦しんでいるような表情を見せるような仕上がりとなっている。