アイドルグループ『V6』井ノ原快彦(45)、が18日、東京・新宿ピカデリーで『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』(監督:大森貴弘/配給:アスミック・エース)大ひっと御礼舞台あいさつを大森監督とともに開催した。
「すみっこにいると、なぜか落ち着く。」そんなちょっぴりネガティブだけど個性的なキャラクター、すみっコぐらし。その世界観は子どものみならず大人たちも魅了した2019年11月に公開された劇場アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は大反響を呼んだ。本作はその第2弾で井ノ原と本上まなみは前作に引き続き、ナレーションという形で作品に参加している。
11月5日より劇場公開となり、初週のランキングでは邦画第1位(動員数・興行成績共に)を記録し前作対比177%の好スタートを切った本作。公開2週目を迎えてもその勢いは止まらず、13日から14日の国内映画ランキングにて、動員数・興行成績ともにシリーズ初となる総合第1位に。現在までに全国184館で動員数40万人を突破している。
とかげ、とんかつ、えびふらいのしっぽとともに登壇した井ノ原と大森監督。えびふらいのしっぽ推しという井ノ原は、えびふらいのしっぽとの初対面に「こんばんは!小さいね~!」と可愛らしさにうっとり。井ノ原はエビフライのしっぽを食べる派だと話し、「残す人の気持ちがわからない、この形は愛おしいなあ!」と、キュンキュン。
しかし、前回の舞台あいさつではとかげ推しだったはず……と、MCの指摘に井ノ原は「複雑な三角関係!」とタジタジで「今回の映画ではとかげに感情移入してしまったけれど、お2人を前にして複雑な気持ち。後でとかげさんの楽屋にあいさつに行きます」と両手に花ならぬ、両手に推しすみっコ状態と決めきれない様子。
そんな井ノ原は今月1日の『V6』解散後初のイベント登壇。節目を迎えた心境を聞かれると「グループを組んだことはあるけれど、解散は初めてなのでどんな感じなのかなと思ったら、学校を卒業しても学校は残っているような感覚と同じ。卒業して離れ離れになっても学校はあるからなあという存在」と心境を表現。「しかもきょうは岡田准一くんの誕生日です!」と、祝福していた。
本作を公開初日に映画館で作品を観たという井ノ原は「映画の良さが子供たちの反応でわかりました。セリフがない分、観終わった後にみんなで想像して話し合う時間も楽しめるのがこの作品の特徴」と魅力を分析。大森監督も「書いてある言葉やセリフをお姉ちゃんが弟に教えながら見ている子供たちの姿もあったりして、そんな光景がほほ笑ましかった」と作品の広がりと反響を体感していた。
イベント中には主題歌を務める『BUMP OF CHICKEN』からのメッセージ動画も上映。メンバーそれぞれがお気に入りのすみっコを発表。“ふろしき”推しの藤原基央は「しろくまに引きずられても無表情なのがいい。自分もほしいくらいで、身に着けたら見ているだけでポカポカしそう」、“ざっそう”推しの升秀夫は「ニコニコして前向きさが顔に出ているのがいい」、“ぺんぎん?”推しの直井由文さんは「ぺんぎん?は本当の自分を探している。心の底から本当の自分を見つけてほしい」、“たぴおか”推しの増川弘明さんは「プニプニしてみたい。吸われず残った切なげな表情も可愛い」とメンバーそれぞれ、すみっコにメロメロだった。しかしこの日登壇したすみっコたちの名前は挙がらず、舞台上の一同はガックリ……うなだれるすみっコたちに井ノ原は「一人も名前が挙がらなかったけどさ……落ち込むなよ」と優しくエール。大森監督は「ふろしきについては、一か所だけ表情が変わるところがあるので注目してください!」とアピールしてつないだ。
最後に大森監督は「ランキング第1位を取れてホッとしました。何度でも楽しんでもらえるように作った作品なので、これからもよろしくお願いいたします!」とメッセージを。井ノ原は「1人で観ても友達と観ても恋人と観ても家族と観ても、みんなで寄り添いたくなるような心温まる物語。2度3度と楽しんで観てくださいね」とロングランヒットを
祈願していた。
この日は主題歌『Small world』を使用した新しいPVと新しいキービジュアルも発表。今回発表されたとかげとおかあさんのスミッシーの2ショットのキービジュアルとなっており、11月26日から配布がスタートされる第3弾の入場者特典『オリジナルクリアカード』の絵柄(※数量限定でなくなり次第終了)となる。
『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』は公開中!
■主題歌ロングPV動画
https://youtu.be/YivuTN6tyns
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※記事内写真は©2021 日本すみっコぐらし協会映画部