俳優・伊藤万理華(25)が21日、東京・府中の森芸術劇場 どりーむホールで『第13回TAMA映画賞授賞式』に最優秀新進女優賞を受賞したことから登壇となった。
伊藤は、『サマーフィルムにのって』『息をするように』の演技が評価され本年度最も活躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優として、三浦透子とともに同賞に輝いた。
壇上ではがむしゃらに役荷入り込む姿などが評価されることとなり、伊藤は、「本日はこのような素晴らしい賞を頂いて率直に感動しています。本当にありがとうございます」と、受賞へのお礼を。
『サマーフィルムにのって』という作品へ、「私が演じたハダシという役は学生です。映画監督を目指していて『サマーフィルム』のなかで、“武士の青春”という映画をなんとか撮り切ろうとしていて、私自身、そんな役に携わるのは初めてでした」と、説明しつつ、「脚本を読んで、松本壮史監督が描きたかった最後のシーンに向けてなんとかつなげようという気持ちで、自分がそのときにどんな気持ちでというより、なんとかこの映画を最後まで完成させようという気持ちを脚本を読んだ時点で思っていました」と、必死だったという。
今後やってみたい役へは、「具体的にはありません。ですが、それでも性役をやったり年齢にとらわれず見た目にとらわれない、小学生からおばあちゃんまで演じられるようになりたいと思います」と、幅広い役へチャレンジしたいという気持ちを話し「ちょうど10年前、15歳のときにこの世界に入って、初めて映画作品に出たときに、これから映像作品とか映画に関わっていくんだろうなと、ときめいた感覚があって、その10年後にこうして賞を頂けて嬉しいです。作品で伝えていることと一緒ですけど映画を未来に伝えていけるような役者として頑張っていきたいと思っています」と、抱負を語っていた。
この日は同作で共演した俳優・金子大地が最優秀新進男優賞を、松本壮史監督が最優秀新進監督賞を受賞したことから登壇しており、3人でトークすることも。そのなかで松本監督は伊藤と金子の魅力へ「2人のカットバックだけで、30、40秒続くシーンがあるんですけど、1カットにいろんな込めたものが、僕の想像を超えていたんです。クランクイン前にこうなったらいいなと思っていたものを超えていました。それは2人のお力だと思います」と讃え、2人ともはにかんでいた。
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