声優・宮野真守、タレント・河北麻友子が1日、東京・丸の内の丸ビル1階マルキューブで映画『ファンタスティック・ビースト3』(監督:デイビッド・イェーツ/配給:ワーナー・ブラザース映画)キックオフイベントを開催した。
『ハリー・ポッター』の魔法ワールドをベースに展開する『ファンタスティック・ビースト』シリーズ最新作。宮野は主人公・ニュート役の声優を務めていることから、川北は『ハリー・ポッター』シリーズの大ファンということでゲストとなった。
グレーコートとマフラー姿で登場した宮野。同日は『ハリー・ポッターと賢者の石』公開から20年となり、宮野は「『ハリー・ポッター』シリーズが始まって20年。僕も感慨深いものがあります。始まるんですねー、また。あのワクワクする時間が」と、胸を弾ませる。
さらに、宮野は「実は“グリフィンドール”にいたこともあるんです」と告白。『ハリー・ポッター』シリーズでクリス・ランキン役で出演しており、「18歳のときに、声優のお仕事を始めたときに、制服を着ながらアフレコに行ってました。当時は期待感もすごくて、参加できる喜びと、シリーズがどうなるんだろうという喜びがありましたね」と、そのときも楽しみがあったそうだ。
さらに、司会からはイェーツ監督が宮野の演技を称賛していることが伝えられ、「こだわって演じたので嬉しいですね。感じ取ってもらえるものがあるんだなって」と、万感で、河北もこれを讃えていた。
続けて、好きな魔法動物へ宮野は「魔法動物ボウトラックのピケットは愛嬌があって。あいつも嫉妬するんですけど、ニュートには欠かせない存在で」と、話したり、好きなシーンなどで河北と盛り上がり「どうなるんだろうと楽しみです」と、作品への気持ちを語った。
会場では、イェーツ監督がVTRで日本語版の邦題タイトルが『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』となり2022年4月8日にアメリカより先に公開となったこと、前売りの特典には『ファンタスティック・クリアフォルダー』のプレゼントがつくことと、次々解禁となることに。
これに河北は、「世界中の誰より早く見られるので、日本でにいてラッキーですよ!」と、笑みを見せると、宮野も「すごいことですよ!深い愛情を感じます。日本のわれわれに向けてビデオメッセージもそうですし、日本で先に上映していいよというのはなんかすごいなって。日本の中での『ハリー・ポッター』シリーズの大きさや、われわれの期待感も感じています」と、嬉しさとプレッシャーも感じているようだった。
そして河北から「観ているだけで、一瞬嫌なことを忘れられる映画になっているのではと思います。私自身も楽しみにしています!」と、メッセージを寄せれば、宮野は「僕自身、『ハリー・ポッター』のころからそうですけど、参加させて頂くと同時に、ファンになっちゃうんです。『ファンタスティック・ビースト』は、エディ(・レッドメイン)が演じているニュートを、日本語になったとしてもしっかり感じ取ってもらえるように寄り添って演じてきたんです。ときには猫背になってみたりとか、アフレコでは珍しく聴こえるか聴こえないくらいの小さな声で喋ったりとか。この新作もかなり気合を入れてお芝居に臨みたいと思います。楽しみに待っていてください!」と、アピールしていた。
■STORY
魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生や魔法使いの仲間達、そしてなんとマグルと寄せ集めのデコボコチームを結成!
史上最悪の魔法使い、グリンデルバルドに立ち向かう。そして明かされる、ダンブルドア先生の過去に隠された誰も知らない秘密とは――!?
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