髙地優吾、京本大我、田中樹、松村北斗、ジェシー、森本慎太郎によるアイドルグループ『SixTONES』がメインパーソナリティを務め12月24日正午から25日正午まで24時間で生放送を予定している特別番組『第47回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(ニッポン放送)。番組の企画詳細が18日、解禁となった。
『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』とは、ニッポン放送主催で、目の不自由な方たちが「安心して街を歩けるように」ということを目指し、『音の出る信号機』や、目の不自由な方の社会参加につながるアイテムを1つでも増やすための基金を募るキャンペーン活動。そのキャンペーンの中心には毎年12月24、25日にかけ24時間生放送を実施している。
番組では『SixTONES』メンバーそれぞれがテーマを持ち、視覚障がいについてあらためて勉強し、体験取材を敢行。「ハートフルレポート」と題して、それぞれの取材の模様をレポートし、啓蒙していく。
ジェシーは、筑波大学付属視覚特別支援学校を訪問。小学校1年生から6年生まで、1学年ずつ児童と対談したほか、休み時間には、児童たちとスポーツをして触れ合った。児童たちがどんな学校生活をしているのか?コロナ禍でどんな想いを抱えているのか、お届けする。
京本は、盲目のシンガー・わたなべちひろとセッション。今年、ディズニーミュージカル「ニュージーズ」の日本初演版で座長を務めた京本と、パラリンピック閉会式で演奏を披露し話題となったわたなべちひろ。昨年の第46回で初共演し、リスナーから反響を呼んだ2人のセッションを再びお届けする。
松村は、視覚障がい者の案内役に導かれながら漆黒の暗闇を体験。ドイツ発のソーシャルエンターテイメント『ダイアログ・イン・ザ・ダーク( 暗闇の中の対話)』をレポート。「音や言葉の大切さ」や「どういう言葉が本当に必要とされるか」をお届けする。
髙地は、今年の東京パラリンピックで金メダリストとなった、競泳の木村敬一選手へインタビュー。実際に、プールで「パラ水泳」の世界を体験し、その魅力と凄さをレポートする。
森本は、盲導犬について取材。訓練の導入部分(ドッグエデュケーション・ハーネスワークなど)を体験し、実際に盲導犬PR犬と歩行した。そして、盲導犬ユーザーへのインタビュー取材を通して学んだ、現状の課題や想いなどをお届けする。
田中は、視覚障がい者の生活を支える白杖について取材。“白杖はパートナー”と語るユーザーへのインタビューを通して、想いや現状を学んだ後、田中がサポートしながら2人で各地を歩行。その中で、「音の出る信号機」を前に、田中が感じたことなど、日々の街中で周囲の人間ができる“声かけ”や“フォロー”の理解促進・啓蒙をお届けしていく。
また、今回のキャッチフレーズ『ココロのバトン MY HEART YOUR HEART』に合わせ、取材を基に制作された『ハートフルストーリー』を、『SixTONES』メンバーの朗読企画としてお届け。
ジェシーは、昨年放送された第46回のエンディングで代表あいさつをした児童の、“挑戦の日々”と“現在の夢”をおいかけた「中学1年生・タミヤ君の夢」を担当。
京本は、先天的な視覚障がいを持つ女性の、ボランティアを通して“伝えたい想い”を綴った「東京パラリンピックを支えた、白杖のボランティア」を担当する。
松村は、自らの中途失明を経て、視覚障がい者が安全に交通機関を利用するためのシステム作りに取り組んでいた研究者の奮闘の日々と、彼の遺志を継いで研究を続けている4人の教え子たちの物語を紡ぐ「盲目の亡き恩師、その想いを継いだ教え子たち」を担当。
髙地は、パラ水泳の金メダリスト木村敬一を支え、共に「TOKYO2020パラリンピック」を戦ったタッパーの想いや、背負い続けた重圧の日々をおった「タッパーの想い“選手と共に”」を担当。
森本は、現在世界150ヶ国以上で目の不自由な方たちの歩みを支えている“点字ブロック”の誕生秘話をおった「点字ブロックを作った男の友情物語」を担当する。
田中は、ミュージックソンの初期から制作に携わる構成作家の想いをつづった「トムさんのコトバのバトン」を担当。急激な視力の衰えのため、殆どの番組現場を離れることになってしまった構成作家が、後世に繋げていきたい想いとは。
24時間特別番組では、上記「ハートフルレポート」&「ハートフルストーリー」の他、「ミュージックソン」という名にふさわしいクリスマスソング&ハートフルソングのオンエアや、視覚障がいにまつわる様々な取り組み(立体コピー機・パラスポーツなど)のアナウンサーレポートなどをお届けする予定となっている。