俳優・広瀬アリス(27)、井之脇海(26)、臼田あさ美(37)、安藤ニコ(22)が14日、東京・新田神社でドラマ『失恋めし』配信開始記念!ご祈祷イベントを大九明子監督(53)とともに開いた。
木丸みさき氏のコミックエッセイ『失恋めし』(KADOKAWA)原案。失恋で心を傷めた失恋人たちが各話ごとに登場し、忘れられない美味しい味のエピソードとともにストーリーが展開していく。広瀬演じる主人公でイラストレーター・キミマルミをはじめ、本日の登壇者はレギュラーキャストとして出演しており、ほかにもゲストに門脇麦、前野朋哉、小西桜子、三浦透子、大友花恋、紺野ぶるま、深川麻衣、林遣都らがキャスティングされている。同所はドラマのロケ地となった神社ということで、ヒットを祈願することとなった。
祈願をしたあとにコート姿で現れた広瀬は夏に本作を撮影したということもあり「冬に来ると雰囲気が違うなって感じています」と、しみじみ。
本作が切ない失恋でも美味しいご飯を食べれば元気になれるというコンセプトのため、現実の各店舗の味も楽しんでいるそうだが広瀬は酒盗カルボナーラの回で食べた際に「口が幸せで(笑)」と話したり、「家に持ち帰って食べて、ちょっとぷくっとしちゃって」と、ついつい食べすぎてしまったのだとか。
一方、井之脇は、「台本を読んだらあまり食べるシーンがなくて(苦笑)。3回だけ食べられましたけど、“失恋めし2”があったらもっと食べるシーンがほしいなと思いました」と、猛アピールしていた。
撮影中のエピソードとして広瀬は「井之脇さんにすごく失礼なことを聴いちゃたんです」と切り出す。何を聞いたのかというと「『最近失恋しました?』って聞いてしまって。『してませんよ』と返ってきましたけど、それは反省しました(苦笑)。失恋のことを聴くハードルが下がってきてきていて言っちゃいました」と、井之脇に申し訳なさげに話す。
井之脇は広瀬が「ドアに右半身ぶつけているのを見ました(笑)」といい、広瀬はそのときのことへ、「時空が歪んだのかなんなのかドアにぶつかってしまって(苦笑)。スタッフさんも本番なのに笑ってました」と、おっちょこちょい話が飛び出していた。
続けて、視聴者からの質問で自身の定番めしについて質問が。広瀬は「お休みのときは自由に食べたりしますけどお仕事で忙しいとバランスが悪くなりがちなので、健康めしを詰めて持っていくことが多いです。お野菜とかがメインです。豆とかきのこ類とかいっぱいおかずを作って持っていくというか。太りやすいのでバランスをとらないとと思って」というと井之脇は「頑張った日に自分へのご褒美にポテトチップスを食べるんです。そのポテトチップスを食べるために日中頑張っているような感じで。頑張った日は、のり塩です。冬はしあわせバタ~です」と、具体的なものも決まっているようだった。
本作ストーリーにちなみ、失恋した際に次の恋を見つけるべく前を向くためのアドバイスとして、「いっぱい食べて、いっぱい飲んで、いっぱい運動するということをを繰り返すことですかね」と、とにかく“いっぱい”を意識するといい、井之脇は「自然の場所を歩いたりとかした方が良いかなと思ったりはしますね」と思い浮かべることも。
ほかにも今年は「寅年」にちなみ今年“トラ”イしたいことはないかとの質問が。『超、鍛える』とした広瀬は「シックスパックにしてみたいと思って、バキバキに鍛えたいなと思って。スポーツを以前やっていましたけど、そのあとはぷにぷにした人生で、今年中に自分を追い込んでやってみようと思って」と、意気込むと、井之脇は『星検をとる』と星空宇宙天文検定の1級をいつかとりたいとい、「宇宙に興味がなかったんですけど、登山が趣味でお正月も山に登ったときに山小屋で会った方から星の話をされて、チャレンジしてとりたいと思ったんです。それが、結構難しいみたいなので、5級や4級からはじめたいなって」と、目標をかかげていた。
そして、本日午前0時から配信はスタートしている本作へ、広瀬は「楽しみにしていたんです。エゴサーチが好きで、すでに面白いというツイートがあって、もっともっとたくさんの方に観て頂きたいと思って」と話しつつ、「観終わった後におなかが空きます(笑)。明日も頑張れるかもと背中を押してもらえるような明るくなれる作品です。ほっこりしてもらえれば」と、アピールしていた。
ドラマ『失恋めし』はAmazonプライム・ビデオにて1月14日から全10話一挙独占配信中。なお、7月には読売テレビにて地上波放送を予定している。