舞台「『BANANA FISH』The Stage -後編-」(演出:松崎史也)初日公演が20日、東京・品川プリンスホテル ステラボールで開幕した。
漫画家・吉田秋生による同名作。「バナナ・フィッシュ」を巡る陰謀に巻き込まれていく青年たちの姿が描かれている。
後編は急激にストーリーが展開。凄絶なアクションが次々と繰り広げられる中にエモーショナルなキャラクターの交流が描かれ、熱量の高いまま物語の結末へと駆け抜け、命懸けで運命に抗う青年たちの姿を描き出す。
初日へ向けW主演を務めるアッシュ・リンクス役・水江建太、村英二役・岡宮来夢からもメッセージを寄せている。以下全文。
●アッシュ・リンクス役・水江建太
役者として、水江建太本人としてこの作品に出会えたことはとても幸せで、大きな意味を持ちました。
最後まで丁寧に丁寧に役と向き合っていきます。
カンパニー全員で魂を削って作り上げた「BANANA FISH」The Stage -後編-が始まります。
応援よろしくお願い致します!
●奥村英二役・岡宮来夢
後編のけいこをしていく中で、誰かを大切に想い、無償の愛で包み込むことの難しさと尊さを実感しています。
僕も誰かに対してこんな人でありたいと思うようになりました。「BANANA FISH」の世界を最後まで楽しんで、英二としてアッシュを支えたいと思います。
応援よろしくお願いします!
舞台「『BANANA FISH』The Stage -後編-」は20日から2月6日まで品川プリンスホテル ステラボールにて上演予定!なお、本日1月20日と、2月6日の公演ではライブ配信も予定しており、いずれも見逃し配信を予定。さらに、Blu-ray&DVDの発売も予定している。
■あらすじ
「アッシュ・リンクスの死亡が確認された」そのニュースは瞬く間にニューヨーク中のストリートギャングに広まった。しかし、拘留されていた奥村英二とシン・スウ・リンの元に現れたユーシス(李月龍)は「あの男があのくらいで死ぬと思うか?」と彼らに問いかける。同じ頃、マックス・ロボと伊部俊一も、アッシュの生存を信じて行動していた。
表向きを国立精神衛生センターとして「バナナフィッシュ」の研究を行っている施設に拘束されていたアッシュは、からくも脱出に成功し英二や仲間たちと合流する。一方、イタリアから帰国したディノ・F・ゴルツィネはユーシスと手を組み、新たな企みを進めていた。そこに現れたのは、かつてアッシュの師としてあらゆる戦闘手段の手ほどきをしたプロの殺し屋、ブランカ。さらにゴルツィネは、対ゲリラ戦のエキスパートであるエドアルド・L ・フォックスを雇い、執念深くアッシュを駆り立てるのだった。
ともにあることを希い、命懸けで運命に抗おうとするアッシュと英二。魂で繋がれた2人を待ち受ける未来とは…
※記事内写真は(C)吉田秋生・小学館/「BANANA FISH」The Stage製作委員会