『Amazonオーディブル 戦略発表会 2022』が26日、都内で開催された。
『Amazonオーディブル』は2015年から日本向けにサービスを開始。『声の力を最大限に解き放つ(Power Of Voice)』をコンセプトに、朗読やポッドキャストなどで展開している。
発表会では1月27日より日本向けの会員プランをこれまでと値段が変わらず定額『聴き放題』制へ移行となることが発表。これによりオーディブル会員は、12万以上のオーディオブックとポッドキャストの対象作品を聴き放題で楽しむことができる。
引き続き、コンテンツ拡充を目指すとしており、俳優・杏とオーディブルが共同で企画を行い制作となったオリジナルポッドキャスト『Journey To The Origin With Anne』など人気書籍のオーディオブック版やオーディブル独占配信のポッドキャストも配信開始を予定している。さらに、今春にはアメリカのコミック『The Sandman』の日本語版が俳優・今井翼、南沙良、声優・森川智之らの出演で配信開始を予定している。
オーディオブックにおいては、作家・村上春樹氏の日本語版オーディオブックの制作に向けたプロジェクトを予定している。日本語では初めてとなるプロジェクトとなり『騎士団長殺し』を高橋一生、『海辺のカフカ』を木村佳乃、『神の子どもたちはみな踊る』を仲野太賀、『職業としての小説家』を小澤征悦、『東京奇譚集』をイッセー尾形の朗読で制作を予定。それ以外にも、『1Q84』、『ねじまき鳥クロニクル』、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、『螢・納屋を焼く・その他の短編』、『辺境・近境』の制作を予定としている。
会見では、高橋から音声メッセージが寄せられた。
「村上さんの作品が日本語で初めて音声という形で表現されるということでこういった機会を頂けて、大変光栄に思っております。村上さんの作品は僕にとって思い入れがある作品ばかりですが、その中で『騎士団長殺し』は大好きな作品の1つです。以前この作品の書評を書かせて頂いた際に、『これは僕の物語のように感じる』と書かせて頂きましたが、あらためて作品と向き合い、自分自身がどう反応していくというのか、楽しみにしております。新しい挑戦となりますが、僕の声を通して、『騎士団長殺し』をお届けできれば幸いです。今後配信されていく予定の村上さんの作品を含めて、いろんな場面で聴いてもらえればと思っています」。
ほか、『オーディオファースト作品』についても、今年は新潮社との取り組みで三浦しをん氏の著書『墨のゆらめき』(仮題)の配信を予定しているほか、河出書房新社、幻冬舎、講談社、実業之日本社を含む多くの出版社と新たにプロジェクトを予定しているとも明かした。
※高橋一生過去記事
・綾瀬はるか「天国と地獄~サイコな2人~」へ監督・スタッフや高橋一生へ「いろいろお話をさせて頂いて、リハーサルさせてもらって一緒に作っていけました」と感謝
・高橋一生「あぁ、どうしよう。教えてあげたい」と心の声だだ漏れ!?「氷結(R) 無糖 レモン」新CM登場で舞台共演者にもプレゼントも
・高橋一生 「アキュビュー(R)」新CMわずかな指導で卓球の美しいフォーム披露!「こう打ったら、こういう軌道になるはずですよね」と議論も