俳優・今井翼、南沙良、杏、声優・森川智之が26日、都内で『Amazonオーディブル 戦略発表会 2022』に登場した。
『Amazonオーディブル』は2015年から日本向けにサービスを開始。『声の力を最大限に解き放つ(Power Of Voice)』をコンセプトに、朗読やポッドキャストなどで展開している。今回の発表で1月27日より日本向けの会員プランをこれまでと値段が変わらず定額『聴き放題』制へ移行となることが発表。これによりオーディブル会員は、12万以上のオーディオブックとポッドキャストの対象作品を聴き放題で楽しむことができることが明かされた。
今井、南、森川の3人は今春配信予定のアメリカのコミック『The Sandman』の日本語版に出演が発表。場内では森川による作品の一部が公開され、今井は「素敵な声ですよね」と感想を伝えると、森川は、「いやいやそんな」と照れ笑いするなかからスタート。
今回の起用へ今井は「今回初めてオーディブルに参加させて頂きました。とても重厚感のある『Sandman』が日本に初上陸ということで、記念すべきときにナレーションを担当させて頂けるのが光栄です」と笑みを浮かべれば、森川は「お話を頂いたときに、声優冥利に尽きると思いました。声優の起源として、ラジオドラマがスタートなんです。そういう意味では、この時代を経て新しいコンテンツオーディブルとして、最新の技術を使った、ドラマを作れるその一端を担えるということで僕としては光栄だと思いますし、嬉しく思います」と、喜びを語った。
収録へ、今井は、「シェイクスピアというものが絡んできたりと、普段の日常とはかけ離れているので、そこをナレーターとしてストーリーテラーとして、収録途中です。絵のない中での収録は難しいですが、この物語の背景や臨場感を大切にやっていますね」と話すと、南からは「本国版の声優さんの尺に合わせるのが大変でした」と、苦労を。
これに森川が反応し、「そう難しいんですよ!収録では、モニターに波形が出るんです。そこの波形に尺を合わせるのが技術的に大変で。急かされているような気分になるんです。それでいて日本語でもしっかりお芝居をしないといけないので。通常の吹き替えとは違ったアプローチの仕方があるんです」というと、今井も「僕も大変で。台本を見る確率をが多くなっていて、場合によってはもっとたっぷりとか、その尺で行かないといけないくて、長い尺を決まった波形ではめていくというのが難しかったんです」と、具体的に話していた。
そんな難易度の高い収録なだけに、今井は「予定の時間より時間をかけてしまって、スタッフさんたちにはご苦労をおかけしています。でも、やるからには原作の世界観を丁寧にやりたいと思って居ますので、丁寧にやらせて頂いてます」と、向き合い方を話していた。
トーク後半には今井の部分も流されたが、初めて聴いたという森川は「私は声優事務所の社長もしていますが、ライバルが出てきちゃったなって感じでがしています。渋い声のナレーション、一気に世界に引き込まれますよね。格好いい!」と、テンションがあがると今井にも笑みが浮かび「まだ収録があるので励みになります」と、今後にもつながったようだった。
そして今井から「その世界にどっぷりと浸っていただいて、読書とは違う楽しみ方をぜひともして頂きたいです」と呼びかけ、南からは「コメディーの笑える部分もあったり、いろんな角度から楽しめます。楽しみにして頂ければ」と、アピール。森川は、「『Sandman』は春から配信で20エピソードありますので」と、メッセージを寄せていた。
一方、杏は、自身とオーディブルが共同で企画を行い制作となったオリジナルポッドキャスト『Journey To The Origin With Anne』への出演が発表。こちらは、歴史を取り扱ったプログラムになるそうだが、「歴史というと堅いイメージを持たれるかもしれないですが、この道路はどういう人が作ってどういう人が使っていたんだろうとか、聴いて頂く方にも日常の彩りとして楽しんで頂けるようなコンテンツになっていると思います」と、アピールしていた。
※今井翼過去記事
・今井翼 主演ミュージカルへ「毎日心を尽くして」と意気込みや冷凍庫充実具合まで披露!「滝沢歌舞伎ZERO 2021」のこと問われ「僕は僕で一生懸命頑張っていきたい」
・今井翼 小西遼生とは「芝居を覚えた親友という関係になっていきたいですけど、でも、それを超える僕の盟友というのしっかりと“ここ”にいますから」!「ゴヤ-GOYA-」記者会見開催
・今井翼「横浜DeNAベイスターズBESTセレクション2019」ナビゲーターに!横浜大洋ホエールズ時代からチームをこよなく愛するほどのファン