俳優・横浜流星が12日、東京・丸の内ピカデリーで主演映画『嘘喰い』(監督:中田秀夫/配給:ワーナー・ブラザース映画)公開記念舞台あいさつを佐野勇斗、白石麻衣、櫻井海音、三浦翔平、中田監督とともに開いた。
漫画家・迫稔雄作氏のシリーズ累計発行部数880万部突破の同名ギャンブル漫画が原作。天才ギャンブラー“嘘喰い”こと横浜演じる班目貘(まだらめばく)が、日本の政財界を支配する闇倶楽部“賭郎(かけろう)”に挑みながら一流のイカサマ師達との手に汗握る心理戦を描いた作品となる。
横浜はパープルのジャケットとパンツ姿で、「斑目貘を演じました横浜流星です。昨日無事に公開が迎えられて嬉しい気持ちでいっぱいです」と、公開へ晴れやかな気持ちを。
作品を引っ張る座長として苦労したことは?との質問に、横浜は「もちろん作品を背負う覚悟、責任感はあるんですけど苦労をしたことは、そこまでなかったです。だからといってやるべきことは同じなので、俳優部として役と、役を全力で生きるということに徹していました。みなさんと一緒に作り上げたので」と、チーム力で乗り切れた部分があったという。
自身の役柄の注目ポイントとしては、「天才ギャンブラーというところもありますが、内面も大事にしました。絶対的な自信を持っている子なので、自信は日頃から意識して生活していましたね」と、役作りのことを。さらに、横浜は「原作をリスペクトしてきた。そこは楽しんでもらいたいなと思います。それよりも、みなさんすごく素晴らしいし、個性的で、原作ファンの方も気になっているであるキャラクターも、安心して観て頂けるだろうなと思います」と、アピールした。
一方、佐野が「流星くんとのバディ感」というなか、勢いあまって上映前にネタバレしそうになって苦笑いする一幕もありつつ、「カジノのシーンで、(貘との)“バディーポーズ”なるものが生まれた瞬間で、あれもアドリブなんです。こうしてほしいと言われたわけではなくて、これいいっじゃんとなって」というと、横浜は「2人だからこそできるポーズをというのを考えて出てきたものでした」と、こちらもチームワークから生まれたものだそうだ。
ほかにも、獏を目の前にしたら一緒に行動する?という問いかけに、横浜は、「自分に害のある人と俺は付き合わないタイプなんで……でも実際に会ってみないとこればっかりは分からないです」と、その場のフィーリングもあるようだった。
イベント後半には、ルーレットで当たった人間が質問者となるというルーレットトークを開催。佐野が横浜を当てたが、「実は監督なんですけど、監督が実はちょっとサプライズで流星くんに伝えたいとなって」と、中田監督からサプライズでの手紙が読み上げられることに。中田監督からは、労いの言葉とともに、「カメラの前に入ると集中して、ゾーンに入ったアスリートのように感じました。あなたにしか演じられない斑目貘がそこにいました」と、伝える。
これに横浜は、感極まったのか声を震わせながら、「やっぱりこういう言葉で想いを頂けるのはすごく嬉しいことです。いま、サプライズなので困惑している部分もありますけど、すごく嬉しかったです」と、何度も中田監督に頭を下げた。
そして横浜から「ディスカッションを重ねて、みんなで作った大切な作品です。今日からはみなさんのものになります。こういう大変な時期だからこそ、エンターテインメントが大切になるのではと思います。純粋にみなさんい楽しい気持ちになってもらえたら嬉しいですし、より多くの方に届いてくれた嬉しいなと思います」と、メッセージを寄せていた。
映画『嘘喰い』は全国公開中!
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