俳優・山田裕貴（31）が14日、都内で開かれた『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’21／第27回 AMD アワード』表彰式に、俳優・吉高由里子（33）、シンガーソングライター・中村佳穂（29）とともに登場した。
コンテンツ分野で活躍するプレーヤーの支援、コンテンツ分野におけるビジネス環境の整備、新たな配信メディアの開拓など、コンテンツビジネスの発展に向けた多様な取り組みの一環として表彰するものとなっている。山田は“ドラケン”こと龍宮寺堅役で出演した実写映画『東京リベンジャーズ』がAMD アワードにて年間コンテンツ賞『優秀賞』を受賞したことから、吉高はドラマ『最愛』、中村は昨年7月公開の映画『竜とそばかすの姫』にて歌姫 Belleが表彰されたことからゲストとなった。
表彰内では優秀賞受賞作品11タイトルの中から、年間コンテンツ賞の『大賞／総務大臣賞』、『AMD理事長賞』も発表。『最愛』は『大賞／総務大臣賞』を受賞し、『東京リベンジャーズ』はAMD理事長賞の受賞となった。
山田は、青いスーツ姿で登場。山田は、新型コロナウイルス禍のなかでの撮影のため、何度か撮影がストップしながらも完成し、公開の日の目を観たことを伝えながら「北村匠海くんはじめ、みんな熱い気持ちで現場にいられたのは、みんなの思いがあってだと思います。ドラケンのセリフですが、『下げる頭持ってなくてもいい、人を想う心は持て』と。みんがみんなを思う気持ちが、作品をここまで盛り上げられたと思います。みんなにかわって、ありがとうございます」と深々とお辞儀し、感謝の気持ちを伝えた。
■『東京リベンジャーズ』受賞理由
コミックスからテレビアニメ、実写映画へとメディアミックスさせていく中で大ヒットの輪を広げていった様は圧巻。原作マンガは累計5000万部を突破する爆発的ヒットとなると同時に、昨年公開の実写映画は実写による邦画の2021年トップの興行収入を叩き出した。実写及びアニメーションを同時期に展開し、両方ヒットするというのも稀有な例。暴走族チームが登場する古典的なヤンキーマンガに、タイムリープや歴史改変といった、SF要素を無理なく絡めたその設定の妙から、女性からの支持も高く、国内に限らない海外を含めた幅広い層の人気を獲得した。「いま」を象徴する要素がすべて詰まったヒット作品として高く評価。
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