ジャニーズJr.でアイドルグループ『Travis Japan』の中村海人(24)が20日、都内で『WOWOWオリジナルドラマ 今どきの若いモンは』(WOWOW)完成報告会に俳優・反町隆史(48)、福原遥(23)、山田能龍監督(45)とともに登壇した。
本作はとある商社、三ツ橋商事営業部が舞台。主人公で一見コワモテの営業二課の課長・石沢一(いしざわ・はじめ)役を反町、新入社員で石沢の部下となるわりと根性のある“今どきの若いモン”麦田歩(むぎた・あゆみ)役を福原、新入社員・麦田の指導係となる舟木俊(ふなき・しゅん)役を中村が演じる。
中村演じる舟木は、スマートに仕事をこなす若手エース的存在。横文字を多用したり、こだわりの強い“意識高い系”のキャラクターから“今どきの若いモン代表”のように見られたりもするが、実は努力家という役どころ
この日の中村は、舟木に寄せたのか、黒いタイのスーツ姿で登場。「いま緊張していますが、明るく話せたら」と、心境を話しつつ、「原作をいいなと思って見ていたんですけど舟木役をやるにあたって自分の中でトライしたり、わからないときはキャストの方に聞いて、自分の中で解釈をしながらでした」と、役作りをしていったそうだ。
さらに舟木と自身は「ちょっと似ている部分がありまして。後輩にどういう接し方をしていいかわまだ分からなくて、石沢課長からの言葉を頂いて自分の中での先輩というあり方が分かっていって。回を追うごとに目に見えて分かっていくのが、このドラマの面白いところだなと思っています」と、見どころを語りつつ、「これから見る人はそこにも共感してもらえると嬉しいです。めちゃめちゃ楽しみにしていてほしいです!」とも。
ちなみに、自身の後輩への接し方を問われ、「自分の意見を自分の意見として押し付けるわけではなく後輩にアドバイスするってことですかね。こういう意見画もあるよと言えたときは、自分が先輩になったんだなと思いましたね」と、方法を明かしていた。
場内では、この日登壇がなかった萩原聖人、水崎綾女、藤井隆からサプライズメッセージが司会から読み上げられることに。そのなかで萩原からは、「休憩中に僕に質問してくれて、真剣に向き合ってくれていました。以前、(『Travis Japan』の)松田元太くんとも共演(玉木宏主演の『連続ドラマW だから殺せなかった』)しましたが、2人がどのように日本に戻ってくるか楽しみです」と、『Travis Japan』が3月下旬からアメリカ・ロサンゼルスにメンバー全員で留学予定であることをふまえたコメントが。
これに中村は、「僕自身演技のお仕事が初めてでしたので、右も左も分からない状態で、萩原さんもそうですけど、アドバイスを頂いて自分の中で飲み込んで。チャレンジできるようになったのは萩原さんのおかげで。温かい現場でよかったです」と、胸を熱くしつつ、「松田がすいませんでしたと、この場を借りて謝らせていただきます」と、深々と頭を下げる。
さらに水崎からは「舟木はアメリカ支社に行ったと思っています」とのコメントも寄せられ、中村は「安心感で泣けてきちゃいます。撮っているときにみなさんとお話したり、演技のお話を聞いていたことが、フラッシュバックしてくるので、素敵な時間だったなと思います」と、笑みも浮かんでいた。
イベントでは事前にTwitterで募集した3人それぞれにいって欲しいセリフを披露することに。中村へは、『僕がいなくてもしっかりしろよ!』とのメッセージのリクエストがあり、真面目にセリフを披露していたが、終わった後には青色のハンカチを取り出し額の汗をぬぐい、「恥ずかしいですね。汗かきます」と、照れ笑いしていた。
『WOWOWオリジナルドラマ 今どきの若いモンは』は4月9日午後10時30分より放送・配信スタート予定!
※会見別記事
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※Travis Japan過去記事
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・Travis Japan ジャニーズ名曲ダンスパフォーマンスするYouTubeチャンネル「+81 DANCE STUDIO」の1曲目が嵐の「Love so sweet」に!宮近海斗「いつかはその先の1ページに」
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