俳優・中村倫也(35)が2022年10月から11月にかけて上演を予定しているミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』を主演することが28日、発表となった。
韓国国内で注目を集めた MUSICAL『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』の日本版が初上演。日本版上演台本・演出は河原雅彦氏が手掛ける。
天才音楽家であり、聴力を失ってなお音楽への情熱を注ぎ込んだ悲運の人・ベートーベンの生涯を、彼を取り巻く人物たちとの愛と影、喪失そして運命を、彼がつづった音楽とオリジナル楽曲で描いていく。死を目前に書かれたベートーベンの1通の手紙から始まり、そこに込められた、誰も見たことがない、音楽家・ベートベンの隠された物語が紡がれていく。
作品へ中村と河原氏からコメントが寄せられた。以下全文。
○中村倫也
あれはいつだったでしょうか。河原家でご飯を食べていた時だから、まだコロナ前のこと。次なにやります?なんて、期待も込めてざっくばらんに話をしていた時のこと。
「いつか本格ミュージカルをやりたいんだよね」
パンクロック&歌謡曲好きの河原さんにそんな願望があるなんて知りませんでした。
多くの演劇ファンの方々も、想像つかない姿でしょう。その瞬間から、いつかそんな作品のオファーが来たら、と覚悟を決めていました。つまり、僕ら2人にとって、大意欲作、でございます。どうぞご期待の程を。
○河原雅彦
「倫也となんかやりたいな。次はどんなチャレンジに連れ込もっかな」
みたいなことはいつも頭の片隅にあって、で、めちゃめちゃ歌うベートーベンをやってもらいます。
しかも韓国ミュージカル。さて、どうなるんでしょうね。
刺激的な共演者たちとギドギドに掛け合わせつつ、第9ばりにとんでもないもん作れたら、と思うばかり。
さすがに第9はハードル高いか・・・。ま、ちょっとやってみます。
ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』は2022年10月・11月に東京公演は東京芸術劇場プレイハウスにて、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演予定!
■STORY
残り少ない人生を前に書かれたベートーベンの1通の手紙。
そして、その手紙が一人の女性の元へ届く。
聴力を失い絶望の中、青年ルードヴィヒが死と向き合っていたまさにその夜。
吹きすさぶ嵐の音と共に見知らぬ女性マリーが幼い少年ウォルターを連れて現れる。
マリーは全てが終わったと思っていた彼に、また別の世界の扉を開けて去っていく。
新しい世界で、新たな出会いに向き合おうとするルードヴィヒ。
しかしこの全ては、また新たな悲劇の始まりになるが・・・。
■公演事務局
https://supportform.jp/event
■公式HP
https://musical-ludwig.jp/
※中村倫也過去記事
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