声優・梶裕貴が7日、東京・丸の内ピカデリーで開催された映画『バブル』（監督：荒木哲郎／配給：ワーナー・ブラザース映画）完成披露イベントに志尊淳、広瀬アリス、畠中祐 千本木彩花、荒木哲郎監督とともに登壇した。
『進撃の巨人』のアクションを手掛け話題となった荒木監督、社会現象を引き起こした『魔法少女まどか☆マギカ』のストーリーを手掛けた虚淵玄氏、『DEATH NOTE』『バクマン。』などで知られる漫画家・小畑健氏がキャラクターデザインでタッグを組んだ作品。世界に降り注いだ泡＜バブル＞によって、重力が壊れた東京が舞台。家族を失った一部の若者たちがチームを組み、ビルからビルに駆け回るパルクールのバトルが日夜繰り広げられる中、主人公・ヒビキ（志尊）は不思議な力を持つ少女ウタ（りりあ。）と出会う。この2人が世界を変える真実に近づいていくこととなり……。
梶が声を当てるカイは、主人公・ヒビキ（志尊）が所属する渋谷を拠点としたバトルクールチーム・ブルーレイズ（通称BB）のリーダー。卓越した運動神経を持つ熱血漢だが、家族を失っている過去も持っているというキャラクター。
梶は黒のスーツにグレーのタイを締めた姿で「いよいよこうして、みなさまにご覧頂ける日が来たんだと思います。荒木監督からは、本作が形になる前から『素敵な作品を作るんです』とおっしゃっていて。それがみなさんに届くの嬉しいです」「監督の自信作というか、監督の作品が劇場で見られるのは本当に嬉しくて」と、万感な思いを。
イベント中には、本日のキャスト陣と一緒に登壇することに興奮して汗が止まらないと話す広瀬の姿が。それを畠中が確認のためか「冷や汗かいてますよ」と声をかけていたところ、梶が「そんなこと言うんじゃないよ！畠中くん！」と、ツッコむ一幕が。その後、広瀬は汗が止まらないあまり、一瞬席を外す。一時降壇する際に広瀬は「撮らないで～」とお願いしていたが、ここで梶がすかさず「僕を撮ってください！」と、フォローをして会場を盛り上げていた。
この広瀬の離席のため、梶は長めにトークを展開。「（現実での）パルクールのアクションがすごくて、いつかアニメーションで観て観たいとと思っていたんです。それが詰まっているフィルムだと思います。荒木監督は『ギルティクラウン』『甲鉄城のカバネリ』『進撃の巨人』とご一緒して、静と動というとことを感じていて、この作品は動なんです。動のなかに感情的で泥臭さがあって、僕はそれが好きで、気持ちが良かったんですけど、荒木監督の静の部分が作品に詰まっているなと感じました。それと荒木監督というと音楽の澤野弘之さんも欠かせないですよね」といえば、畠中も「仮アフレコの段階から参加していて」と話して、広瀬が戻るまでの間をつなぎきっていた。
イベント後半には、作品にちなんで自身が“○○姫・王子”であることを発表するコーナーが展開。梶は『人見知り王子』とフリップにしたため「王子というか人見知りなんです（苦笑）。声優同士で普段アフレコをやることがありますけど、そこに志尊くんとか広瀬さんとか初めてお会いするような方がいると……」と、人見知りしてしまうのだとか。しかし、梶はイベント前に志尊と一緒に取材を受けた際に「イメージと違って柔らかくて優しくて、安心して話せたんです」と、手放しで褒める。これに志尊が意外そうな顔を浮かべていたが、「先制攻撃をしたんです」と告白すると、志尊は「そうなんですか！？」と驚く様子を見せていた。
映画『バブル』は4月28日よりNETFLIX 版で全世界配信され5月13日より全国劇場での公開を予定している。
※梶裕貴過去記事
・梶裕貴ノリノリでゴーストバスターや妻・竹達彩奈は「視えるときは視えるらしくて」！上白石萌歌は「ゴーストバスターズ」最新作アフレコ直前に感動で「めちゃくちゃ泣いて」
・梶裕貴 花江夏樹意識のメガネクイッでメッセージ代読やまさかの事態を長年の経験で乗り切るエピソード！村瀬歩からは「こんなに真に迫ったセリフは言えない」と称賛
・下野紘 高校時代は「絶対に唐揚げしか俺食ってなかった」に梶裕貴「狙ってフッた甲斐ある回答」！住野よる氏書き下ろし「濃厚チョコブラウニー」オーディオ小説第2弾配信
「僕を撮ってください！」とアピールする梶
