俳優・小栗旬、福田雄一監督が16日、東京・秋葉原UDX THEATERで映画『銀魂』Blu-ray&DVDリリース記念トークショーを開いた。
漫画家・空知英秋氏原作の同名作を実写映画化!今夏に公開され興行収入38億円を突破するという快挙を成し遂げた映画『銀魂』。そんな本作が満を持して、今月22日からBlu-ray&DVDでの販売となり、主役の坂田銀時を演じた小栗と、福田監督のトークショーとなった。
今年の邦画で大ヒットを果たしたことを司会から祝われると、福田監督は「ヒットすると思ってました。50億円行くと思ってました。これヒットしなかったら国外逃亡しないといけなかったと思います」と、強気な発言で沸かせることも。
ブルーレイ プレミアム・エディションでは福田監督、小栗によるビジュアルコメンタリーが収録されているそうだが、福田監督は「小栗くんは、なかなかの暴走列車でしたよね。あの日言ったかんかん(橋本環奈)に対する発言は絶対にNGになってると思う」というと、小栗も「リラックスして観てましたからね」と、苦笑い。
ビジュアルコメンタリーなため口元も映っているという情報も伝えられ爆弾発言が口元で読まれてしまうということも発生しかねないという状況も伝えられたため、小栗は焦りながら「あれは切りました?」と尋ねると、関係者も小声で「はい」とうなずき、場内を爆笑させていた。
トークは次々と裏話が披露。小栗は銀時の銀髪について、「僕もう銀髪にしたくないです」といい、銀髪にした際に髪がダメージで手で髪がブチッと切れるほどにまで傷んでしまったといい、「地毛無理っすよねと、途中から毛を足したりしたんです」と、過酷な部分を話すと、福田監督は「10回くらい髪の量が変わっています」と、相当に試行錯誤したものだったようだ。
ほかにも、過激なシモネタを包み隠さず話したり、ムロツヨシが意外と本気で小栗を叩き、小栗が本当に痛かったという話など、場内から笑いが絶えないこともありつつだった。
さらに、本作が中国でも大人気からか小栗は「『銀魂』効果ですかね。中国のちょっとしたオファーが自分の耳に届くようになって」と、ものすごい反響になっているようだった。
終盤には『銀魂パート2』(仮)の制作の発表をアナウンス。こちらは、来年夏休み公開予定だそうだが、伝えられた瞬間、場内の観客は沸き返り、福田監督もその反応に胸をなでおろしながら、「銀魂はおもしろい話が多いですからね」としみじみ。一方の小栗は「主役が僕じゃなくなってるかも。1発目がヒットしたから、2発目は変化球かも」と、お茶目なコメントも飛び出すほどだった。