俳優・玉木宏(42)、川口春奈(27)、MEGUMI(40)、竹中直人(66)が19日、東京・新橋のスペースFS汐留で映画『極主夫道 ザ・シネマ』(監督:瑠東東一郎/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)カチコミ!最速試写会を開催した。
漫画家・おおのこうすけ氏の累計550万部突破の『極主夫道』が原作。数々の伝説を残した最凶の極道“不死身の龍”が、足を洗い選んだ道はなんと専業主夫だった……。玉木演じる龍が、高すぎる主夫力で料理、洗濯、掃除など家事全般に命を懸け、時にはご近所のトラブルに奮闘する抱腹絶倒コメディ作品となっている。
この日、会場では観客全員が龍のグラサン&エプロン姿の“龍ルック”でお出迎えするというキャストへのサプライズが敢行されるものに。この光景に玉木は、「龍ルックに見えないですね、マスクの方が印象的すぎて(笑)」と、ちょっぴり辛口コメントだったが、「僕自身お客様の前に立つというのが久しぶりでこうして見てもらえるのが嬉しい」と、笑みも浮かべた。
2020年にドラマが放映され、キャストそのままに今回の映画化となり、「心強い頼れるメンバーなので、ドラマのときと変わらず楽しくやっていました。映画になるのはビックリしていましたけど」と、心情を。
映画版での撮影へMEGUMIは「芝居のおふざけ具合が大きくなっていくんです。それを目の前で見ていて本当に面白くて。それで相乗効果を生んでいくというのが楽しかったです」と、俳優陣の演技がどんどん引き出されたよう。この話題に竹中も乗り「(志尊)淳はアドリブをするとアドリブで返すんですよ」と、楽しんでいたそうだ。
作品にはアクションも盛り込まれているという。玉木はカーアクションへ、「芝居は1日でというシーンが多かったんですけど、3日間かけてもちろん安全第一でやりました」と、振り返る。続けて川口とMEGUMIはワイヤーアクションに挑戦したことも明かされたが、この話題になった際に川口は「ひどかったですよ!疲れMAXのところでワイヤーで」と漏らすと、MEGUMIは、「女性としてはあってはいけないところが筋肉痛になりましたよ」というと、玉木は一体どこだったのかと気にする様子も見せていた。
ほかにも、ドラマ以降の反響として、玉木は「街に出でると子どもたちからの反応が良くて。『龍~!』と呼んでくれたりして、意外な反応だなと」と、驚いた思い出を披露していた。
イベント後半には、作品タイトルにちなんで、最近自身が極めたものを答えていくコーナーへ。玉木は、『極鶏胸肉道』とし、「龍を演じるにあたって原作の龍の絵に近づきたいと思って、体作りから初めました。映画のときは炭水化物を摂らずに、鶏胸肉を1日1.2キロ食べるんです。鶏胸肉は強火で焼くと固くなるので、前の晩低温調理器に入れて次の日に持っていって。夜は食あたりをしてはいけないので、近くにあるお肉を買ってくるようにしてもらって」と、徹底していたという。
すると、MEGUMIが玉木のストイックさへ「ジムも朝6時から行って、鶏胸肉を食べて撮影していたんです。現場では“玉木神”と言ってました」と、さらにギアのあがったエピソードを語りだす。これに玉木は「それは撮影のときだけですよ」と、はにかむように話していた。
そして玉木から「この映画は原作はありますが、昭和の匂いがするような作品かなと思います。コロナで窮屈な世の中で笑ってもらえるものになっていると思いますし、ジャッキーチェンの映画のようにNGシーンがエンディングで出てきます。そのNGシーンのMEGUMIさんが大好きで、最後の最後まで笑ってもらえると思います」と、自信を見せていた。
映画『極主夫道 ザ・シネマ』は6月3日より全国劇場上映予定!
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