アイドルグループ『AKB48』“なぁちゃん”岡田奈々（24）が20日、東京・池袋のサンシャイン劇場でミュージカル『弥生、三月 -君を愛した30年-』（演出：菅野こうめい）開幕直前取材に林翔太（32）、田村芽実（23）、神里優希（27）とともに登場した。
運命で結ばれた山田太郎（林）と結城弥生（田村）の30年を、3月だけで切り取ったラブストーリー。オリジナルミュージカル楽曲と共に、全編、ピアニスト・安藤菜々子氏のピアノ生演奏で、舞台上で描く。岡田は太郎と弥生の親友であり、2人の運命を握る役を演じる。
セーラー服姿で登場した岡田。今作が初本格ミュージカル作品出演となるが、「自分にとって初めての本格ミュージカルの挑戦で、すごく不安が大きかったんです。けれど、とても温かく丁寧に教えてくださるスタッフのみなさんと、すごく優しく教えてくださるキャストのみなさんがいてくれたのでここまで無事に来ることができて嬉しく思っています。歌もお芝居もなんでもできる林くんが、いてくれるおかげで頑張ろうと思えて、周りの環境にも支えられました」と、しっかりカンパニーに溶け込めた様子で「なかよしです！」とも。
ミュージカルということで、歌の話題になった際に、岡田が今年1月の『第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』にて優勝して自信があるのでは？とも振られたが、「すごい方々がいっぱいるので、けいこ期間は必死に食らいついてきました。本当に恐れ多いです」と、勝手が違うのだとか。
その歌い方について演出の菅野こうめい氏からの指導もあったようで、「こうめいさんからけいこ初日に『君はアイドルシンガーだね』と、言われて。アイドルの歌い方と、今回のミュージカルでの歌い方はまったく別物なので、普段のアイドルの癖を抜くのがすごく大変でした」と、苦労もあったという。そこで「ボイストレーナーさんに、たくさんお歌を教えてもらって、きっとアイドルではない新たな姿をお見せすることができると思います」と、つなげて話していた。
セーラー服を着ているということへの感想も求めると岡田は「学生の気分になれます。全然恥ずかしくないです」と、笑いながら話していた。
そして、岡田から「サクラちゃんは大好きな幼なじみの2人と一緒に歳を重ねることができないという役です。でも高校生のピュアな気持ちをみなさまに届けて、頭の片隅に、存在できればいいなと思っています」と、意気込んでいた。
ミュージカル『弥生、三月 -君を愛した30年-』東京公演は21日から24日までサンシャイン劇場にて、京都公演は27、28日に京都劇場にて、名古屋公演は5月5日に名古屋市公会堂にて、大阪公演は5月7、8日にサンケイホールブリーゼにて上演予定！
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