アイドルグループ『AKB48』の向井地美音、大竹ひとみ、込山榛香、千葉恵里、中西智代梨、福岡聖菜、本田仁美、武藤小麟が11日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「AKB48向井地チームA 『重力シンパシー』公演」ゲネプロを開催した。
昨年12月、4年ぶりに“組閣”と呼ばれている、『AKB48』内チーム間のメンバー異動が発表。その際に発表された、新生チームAによる初公演となっている。
ゲネプロ中のMCで向井地は「きょうを楽しみにしていました」と、待ちきれなかったようで、「『重力シンパシー』公演は私がこのメンバーでぜひやりたいと話してかなった公演です。それで公演をやりたいと思った時から、1曲めは絶対に『女神はどこで微笑む?』にしたいと思っていました。その夢がさっきかないました!」と、笑顔を見せる。
中盤のユニットコーナーでは向井地、中西、武藤の3人で楽曲『キンモクセイ』を披露。向井地が「歌ってるだけのようにみえるかもしれないんですけど、難しい曲なんです」と話すと、中西は「意外とこのダンス難しくて苦戦したよね」と苦労があったそうで武藤は「お2人がギリギリまで確認してくださって」と、チームワークができあがったとも。さらに、楽曲『水曜日のアリス』で扉を使ってのパフォーマンスも「これ怖いんです」と、練習を重ねたそうだ。
ほかにも、福岡と込山のレッスン着が赤と青となり、まるで『テツandトモ』のようになっているというエピソード。さらに、2018年から日韓12人組ガールズグループ『IZ*ONE』(アイズワン)で活動した本田が、同ユニットで学んだダンステクニックでほかのメンバーを指導しているそうだが、それが通称“本田警察”と呼ばれているそうだが、込山は「捕まりまくってました(苦笑)。けどすごく優しく教えてくれるんです!」と、実情を話したり、最近は本田に指摘される前に自分から積極的に聞きに行くメンバーが増えたという話も飛び出していた。
終演後の会見で、向井地は「『重力シンパシー』公演といういままで劇場ではやったことのない、形のなかったものを公演にして頂いて、スタッフさんにすごく感謝しています。よくやている公演は、先輩たちの色がついてしまっていると思うんですけど、この公演はなかなかやらないようなマイナーな曲もたくさんあるので、向井地チームAの色をつけていけたらいいなと思っています」と、公演への思いを。
チームの話題にもなり“組閣”の際に向井地は、「まず思ったのは華があるなと思ったんです」と振り返る。そこで、「1人1人が持っている華をいろんな楽曲に生かしていければ。歴代のチームAは、なんとなくですが個人主義みたいな1人1人が強いからこそ個人で戦っていくみたいなというイメージがあったと思うんです。だから、過去最高に団結力のあるチームAを見せていきたいと思います」と、抱負を語っていた。
ほかにも、込山も“組閣”の際にチームAメンバーに大好きな岡田奈々がいたことで「“組閣”のときに嬉しくて、奈々さんに(チーム)Aポーズをしたところ、『込ちゃん切り替え早いね』といわれて、それに確かになと思って。そのときから私は心からチームAだと思ったらAポーズをしようと思って。そこからファンの方にお願いされてもあまりしてこなかったんです。でも、きょうこのステージで私はAポーズをさせてもらって『キミが思っているより…』を歌っているときに涙が出てきて……。私が思っている以上に私はこのチームのみんなが好きになっているんだなって。そんな大好きなチームのみんなと頑張っていきたいなって」と話し、メンバーたちを驚かせていた。
※向井地美音過去記事
・AKB48向井地美音 最後のスピーチに感極まり涙で戻ってきた柏木由紀が頭ポンポン!メンバーが歌い踊り倒すMCなしの48曲連続披露や7月から新番組も
・岡田奈々 舞台「仁義なき戦い」の役作りで「声を低く」や小栗有以はガニ股意識!向井地美音へ「変だよ」と総ツッコミになった事態とは?
・向井地美音が岡田奈々の頭をポンポン!AKB48TIF大トリで息もつかせぬ8曲連続歌唱でその狙いとは?