俳優・大谷亮平(41)、武田玲奈(24)、新谷ゆづみ(18)、三原羽衣(19)が23日、都内でドラマ『WOWOWオリジナルドラマ 異世界居酒屋「のぶ」Season2~魔女と大司教編~』完成報告会を品川ヒロシ監督(50)とともに登壇した。
作家・蝉川夏哉氏によるライトノベルが原作。ドラマは2020年5月に放送され、当時、新型コロナウイルス禍のなかで、居酒屋に行くことのできなかった多くの視聴者から支持を集め、最終回放送直後にTwitter上で『#のぶシーズン2希望』がトレンド入りする反響を見せた。
大谷はキャスト・監督との登壇ができ「Season1はコロナの真っただ中で、別々のスタジオで、リモートでしました。きょうはそろってごあいさつができることを嬉しく思っています」と、感慨深げ。続編の話を聞いたときに、「ドラマ続編と聞くと本当に嬉しくて。(Season1後に)本当にいい声が届いていたんです、このシーンを撮って崩すというときに、寂しい思いをしたので。また、みなさんとご一緒できるのが喜ばしくて嬉しかったですね」と、こみ上げてくるものがあったそうだ。
役を再び演じてみて、大谷は「腕のいい料理人ということで、決して簡単な役ではなかったですが、やりがいを持ってやらせていただきました」と、気合が入ったそうだ。
大谷と主人公である大将との共通点へ、武田が「大将も大谷さんも真面目な方に見れるかもしれませんけど、ちょっと天然なシーンが垣間見えるんです。大谷さんはユーモアがあって」というと品川監督は「こういう現場では、見せない姿を撮影現場では見せていますよ」と、違いがあるという。これに大谷は笑いながら、「自分で言うのもなんですけど、お茶目なのが出ちゃうんです。この現場、女性陣も笑ってくれるんですよ。それで大阪人の血がはしゃぐというか」と、雰囲気が良かったことで大谷のまた違った面も引き出されたのだとか。
一方、スペシャルショートドラマ『しのぶとエーファの秘密の極上スイーツ編』も27日午後11時25分より全2話で一挙配信されることを記念しエーファ役で出演することからゲストとなった新谷は、「本編は料理がメインなので、料理になるとエーファは作らせてもらえないですが、ショートドラマの方だと、いろんな人と作るということになっていて、成長を感じました」ともアピール。三原はSeason2からの登場だが、「本編は私はお客さんとして行くことが多かったんですけど、ショートドラマは厨房に入って、エーファちゃんたちと一緒にお菓子を作っていて新鮮でした」と、アピールしていた。
そして、Season2の見どころとして大谷は「華やかな美味しい料理が格好良く撮れているので推したいです。それと、タイトルに入っている魔女?なのか誰かが店に来て、店にいることでなんでこんなに騒がれるのかということも明かされていきます。ミステリーなのか……、ハッピーな明るい物語なのかは観て頂ければ分かると思います」と、メッセージを寄せるとともに、「品川監督がクスッと盛り上がる仕上がりにしてくれました。キャスト一同、気持ちを込めて大切に作りましたが、観られる方は肩ひじ張らずに、武田さんは『おつまみを用意して観るといいのでは』と、言っています。素敵で豊かな時間を過ごしてもらえれば」と、伝えていた。
イベント終盤には品川監督が考案したという“おやつ作りのポーズ”も全員で披露し、「いい経験になりました(笑)」と、楽しげな会見となっていた。
ドラマ『WOWOWオリジナルドラマ 異世界居酒屋「のぶ」Season2~魔女と大司教編~』は27日午後11時より全10話で放送・配信スタート!