『新しい地図』稲垣吾郎(48)が今年11月に全国ロードショー予定の映画『窓辺にて』(配給:東京テアトル)を主演することが6日、発表となった。
映画『愛がなんだ』『街の上で』などを手掛けた今泉力哉監督による17作目の完全オリジナル作品。る<等身大の恋愛模様>に加え、これまで以上に<好きという感情そのもの>について深く掘り下げて描き切った、美しい大人のラブストーリーに仕上がっている。
稲垣にとって今泉監督作品出演は初。妻が売れっ子小説家と浮気しているのを知っていながらある感情に悩む、フリーライター市川茂巳役を稲垣が演じる。
今回の起用に稲垣、今泉監督からコメントが寄せられた。
○稲垣吾郎コメント
今泉監督作品のファンでしたので、今回ご一緒させていただきとても嬉しかったです。
僕自身、主人公の茂巳というキャラクターに共感するところもあり、撮影期間は監督と言葉よりも心で通じ合っているような感覚でいました。
目に映らないものや漂う空気感をとても大切にされている今泉監督。
早くみなさんに観て頂きたい美しい作品になったと思います。
○今泉力哉監督
稲垣さんと映画をつくりませんか、というお話をいただき、長年温めていた「万人からは理解されないかもしれないとある感情」についての映画をつくろうと思い、脚本を書き進めました。きっと稲垣さんならこの主人公の中に渦巻く複雑な心を体現してくれるのではないかと思ったからです。できあがった映画を今、目の前にして、ああ、この映画の主人公が稲垣さんで本当によかったなと思っています。美しくて、寂しくて、温かくて。2018年の東京国際映画祭で『半世界』と『愛がなんだ』が同じコンペティション部門にノミネートされた出会いから、さまざまな人々との巡り合いを通して、この映画が生まれたことをとても嬉しく思っています。『窓辺にて』楽しんでいただければ幸いです。
映画『窓辺にて』は11月より全国ロードショー予定!
■あらすじ
フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者である妻・紗衣が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に自分の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。ある日、とある文学賞の授賞式で出会った女子高生作家・久保留亜の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ねる。いるのであれば会わせてほしい、と……。
※稲垣吾郎過去記事
・稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾 三宅弘城と西田尚美の舞台に特化した“あるある”をテーマに質問でどれだけ共感?ななにーに美川憲一、研ナオコ、梅沢富美男登場も
・稲垣吾郎と香取慎吾 6、7月にかけ京都劇場で「NAKAMA to KYOTO」として2公演上演!「再びお芝居ができる喜びと感謝の気持ち」「みなさまとJazzyに奏でます」
・稲垣吾郎 新発売ノンアルコールワインテイスト飲料「ノンアルでワインの休日」新TVCMに登場!「好きな音楽をかけながら料理を作っているときは、とっても特別な時間」
※記事内画像は(c)2022「窓辺にて」製作委員会