俳優・貫地谷しほり、高梨臨、新川優愛、吉沢悠が19日、東京・内幸町のイイノホールでスターチャンネル オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』完成披露舞台あいさつに“ドリカム”こと『DREAMS COME TRUE』中村正人、高橋義人プロデューサーとともに開いた。
BS放送と配信サービスを手掛ける『スターチャンネル』が新たな取り組みとして、スターチャンネル初となるオリジナルドラマプロジェクトを始動。本企画では、心の風景を映し出す楽曲を独自にピックアップし、オリジナル・ストーリーとして映像化する。今回ドラマ化される『何度でも』、『マスカラまつげ』、『空を読む』、『TRUE, BABY TRUE.』の4曲と、このドラマ企画のために書き下ろされた『新曲』の計5曲となっている。
#1『空を読む』に出演した貫地谷。本作は夫の泰輔（三浦貴大）とマンネリになってしまい淡白な生活を送っているインテリアデザイン会社で働く歩実（貫地谷）が、ふとした拍子に13年前に好意を頂いていた元カレのカメラマン・風見光太（渡辺大知）の名前を雑誌で見たことから始まる物語。貫地谷は脚本を読んで、「モノローグの淡々としたところから始まって、こういう感じの女性をやってみたかったと思っていたんです。素直に面白かったし、後半では感動してしましいました」と、感じ入ったという。
作品では、現在と過去の歩実を演じるそうだが、「去年から女子高生の役で制服を着るというお仕事はお断りしようと。でも、大人がコスプレをして制服を着るのでしたらいいのですが（笑）。ただ、今回の約も13年前の方は22、23歳というので、メイクさんたちが大変そうでした」と、楽しげに振り返る。
見どころへ貫地谷は「夫婦の最後の方での橋のシーンがあって。自然なシーンが生まれて、三浦貴大さんじゃなきゃできないシーンだと思って。三浦さんが不思議な人で誰の心にもスッと入ってくるので」と、夫・泰輔を演じた三浦へ感謝をしつつ、「（映画）『キングダム』の撮影の後だったらしくて、増量された後で、ほんわかした雰囲気になってましたよ」との情報も付け加えて会場を沸かせていた。
一方、中村は本作のコンセプトを聞いたときに、「歌詞を再現したドラマだと面白くないなと思っていたんですが、歌詞を元に自由には発想したいというお話で。そういう意味では非常に興奮しました」と、胸が躍ったといい、「まあ泣きますよ。でも、バットエンドでもないです。2倍速で見てもらっても大丈夫ですけど、等倍で見てもらえると、行間なども見事に映像化されていることを感じてもらえると思います」と、アピールも。
ただし、チョイスされた楽曲たちへは「なんと商売っけのないチョイスなんだろうって（笑）。『何度でも』はわかるんですが」と、ツッコむとともに、5話目の新曲については曲が先か脚本が先なのかへ「吉田美和の作ったキーワードを脚本の岡田惠和さんに渡して、それをもとに作って。ワンワードから別々に走ったストーリーが面白くなっています」とのこと。ただし、「ドリカム的インは絶対にヒットしないという曲を書きました」といい高橋プロデューサーも「紹介するときにクセのある曲と書きました」と、ひたすら苦笑いだった。
ほかにも、キャスト陣のドリカムの1番好きな楽曲を披露するなどトークし、拍手がたびたび起こる中、イベントは終演を迎えていた。
オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』は7月7日よりスターチャンネルEXにて独占配信スタートで、8月13日よりBS10スターチャンネルにてTV初放送予定。
※貫地谷しほり過去記事
・尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、草なぎ剛ら共演の映画「サバカン SABAKAN」ティザービジュアル解禁！公開は8月で「青春の、少し前の、せいしゅん」
・亀梨和也 黒木瞳＆貫地谷しほり＆市原隼人から慕われる姿で「亀ちゃんに惚れちゃってください！」「こういう役者が増えればいい」
・田中圭 中谷美紀とW主演映画「総理の夫」追加キャストの貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉、岸部一徳、余貴美子らに「癖がすごいみなさま、最高でした」
