アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の山田涼介主演で公開中の映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』(監督:曽利文彦/配給:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社)。本作のCGスペシャルメイキング映像とオフショット写真が2日、解禁された。
漫画家・荒川弘氏が2001年から10年にかけ月刊『少年ガンガン』で連載し人気となった『鋼の錬金術師』。昨年連載20周年を迎え新プロジェクトとして5年ぶりとなる実写映画が発表されており、今回は2部作で原作の最終話まで描き切る。山田は主人公エドワード・エルリック役を演じるとともに本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴らも起用されている。
CGスペシャルメイキング映像では、1作目から出演を続けた山田、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子がCGメイキング映像を観ながら本作撮影時を振り返るというもの。本作冒頭の馬車が襲撃されるシーンは4人とも登場しておらず、完成した本編しか観ていなかったこともあり、このメイキング映像に驚愕する姿が。山田はグリーンバックを多用しながらも絵コンテを十分に準備されている撮影に大きな苦労も感じずに対応することができたとのことで、「撮影スタイルは独特でしたが、この4人(山田、本田、ディーン、蓮佛)は前作から 出ているので要領は得ていた」とも。本田は「(4人がそろった車のシーンは)とても短いシーンだけど、とても時間をかけて撮影しました」と当時を振り返れば、ディーンは「点を見ながら芝居をするのはやはり難易度が高い。本作の曽利組は特別なバミり(役者の立ち位置などの目印)があったので感情移入しやすかった」と裏話も。
本作のポストプロダクション(=撮影終了後の編集やCG制作を含むすべての作業)は実に約16ヶ月におよび、カット数は約2000カット、スタッフ数は約300人(のべ人数)、そしてCGの割合においては約90%であったということも明かされ、山田は「そうだと思います。まっけん(新田真剣佑)の目の色味や、太陽の光など含めて微妙にいじらなきゃいけない部分もあると思う」と、監督のこだわりと苦労をしのんでいた。
一方、オフショット写真ではリラックスした表情を見せる山田の姿が。コート姿の山田が、本編の中ではなかなか見ることのできない満面の笑みをを浮かべており、撮影を共にした犬にしゃがんでナデナデする様子をとらえた、休憩中の1枚となっている。
■CGスペシャルメイキング映像
https://youtu.be/eKKCELSjEUM
※「鋼の錬金術師」過去記事
・山田涼介“できないこと”披露!ディーン・フジオカから「このまま山ちゃんは僧帽筋を育て続けるべき」のアンケート結果は?
・山田涼介 内野聖陽へ手紙で「くそオヤジへ」で場内を爆笑の渦に!寺田心へ「うちの心、カワイイでしょ」とほお緩みっぱなしや実は2回クランクアップなワケとは?
・山田涼介「鋼の錬金術師」舞台挨拶で京都・大阪・福岡に登場!「拍手はおかしい」と思わずツッコミや通天閣への興味ベンチプレス挙げる量倍増の過去、泉ピン子に涙の思い出披露【原稿ロング】
※記事内画像は(c)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2022 映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会