俳優・向井理が8日、東京・TBS赤坂ACTシアター前で舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』初日を記念したレッドカーペットイベントに登場した。
“ハリポタ”との略称でも親しまれる『ハリー・ポッター』シリーズの原作者・J.K.ローリング氏自らが原案を練り上げた作品。「家族、愛、喪失」をテーマに『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後の新たなストーリーを舞台化したもの。世界では7都市目、アジアでは初上演の日本オリジナル・キャストで臨む。なお、上演は無期限のロングランを予定していることも特徴だ。ハリー役はトリプルキャストとなっており、藤原竜也、石丸幹二、そして向井が演じることとなり、この日は藤原で幕開けとなる。
なお、ハーマイオニー・グレンジャー役の中別府葵と早霧せいな(Wキャスト)、ロン・ウィーズリー役のエハラマサヒロと竪山隼太(Wキャスト)、アルバス・ポッター役の藤田悠と福山康平(Wキャスト)、スコーピウス・マルフォイ役の門田宗大と斉藤莉生(Wキャスト)、マクゴナガル校長役の榊原郁恵と高橋ひとみ(Wキャスト)がキャスティングされている。
石丸とともにカーペットを歩いて華やかに登場した向井。まずは石丸がいまの心境へ「いよいよ待ちに待った初日を迎えました。3ヶ月くらい一緒にけいこしてきました。必ずビックリする作品です。期待してもらえれば」と、胸の内を。
向井も「4月からけいこが始まって3ヶ月、みなさんと一緒に汗をかいてきました。魔法の世界にようこそ。魔法やイリュージョン演出含めて、いろんなことが起こります。キャスト・スタッフは工夫して、大変なこともありますけど、観劇される方に楽しんで頂けるものになっています。僕もハリーの一員として、これからもっともっと努力していきたいです」と、意気込みを口ニスrう。
さらに、プレビュー公演を行う前からの反響として「決まったときも、あまり連絡来ない人から連絡がきたりとか反響すごいですね」と、作品の持つ力を実感していた。
続けて、ハリーを演じるにあたって石丸は「見どころ満載なんです!ハリー・ポッター役として親子の絆の再確認を注目して頂ければ」とアピールすると向井は「映画にはない実際の音だったりだと感じています。映像化しないと思うので、舞台でしか味わうことのないものを感じられると思います」と、魅力を語るとともに、「ハリーやドラコ、ハーマイオニーの子どもたちにバトンタッチするのもするので、子どもたちの活躍も見どころだと思います」と話していた。
そして石丸から「あっという間の3時間40分です。瞬きするのも惜しいくらいの時間になると思います」と、アピールすれば、向井は「日本では珍しく無期限ロングランです。チケットが手に届いた瞬間から、魔法のチケットが始まっていて、赤坂に来ても、どっぷり染まれますし、1人の“乗客”となってこの物語を楽しんでもらえれば」と、メッセージを寄せていた。
ほか、綾瀬はるか、市村正親、井上尚弥、鹿賀丈史、鈴木亮平がレッドカーペットを歩き、華を添えることとなった。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は8日から12月30日までTBS赤坂ACTシアターにて上演予定!なお、2023年1月以降も上演を予定している。