お笑いコンビ『かまいたち』山内健司と濱家隆一が14日、東京国際フォーラムホールCで映画『TANG タング』(監督:三木孝浩/配給:ワーナー・ブラザース映画)ジャパンプレミアにアイドルグループ『嵐』の二宮和也、俳優・満島ひかり、市川実日子、小手伸也、奈緒、『SixTONES』京本大我、景井ひな、武田鉄矢、三木監督とともに登場した。
イギリスのハートウォーミング小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が原作。二宮やゲーム三昧で妻に捨てられた、ダメ男・春日井 健(かすがい・けん)役を演じる。わけあって無職で人生に迷子中。ある日、健の家の庭に突然現れたのは、記憶を無くした不良品ロボット。どこからきて、何のためにやってきたか分からないそのロボットは自分の事を“タング“と名乗った。この迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きにみちたポンコツコンビの壮大な冒険の幕開けだった……という物語。
ライブビューイングが行われる中、ド派手な演出とともに登壇したキャスト陣。二宮が第一声から「憧れの『かまいたち』さんと共演することができて」と言い出し、山内が「そんなことないですよ!」と大焦り。しかし、二宮を手始めに、その後登壇者全員が何かしら『かまいたち』に触れるという展開に2人はタジタジて、山内は「そんなキーマンじゃないんですよ!」といえば濱家は「やめてください~!」と、声をあげることも。
そして『かまいたち』に話がめぐってくると、山内は自身の緑色の装いが「京本さんと丸カブリになってしまってすいません!」と言い出し、笑いを誘ったり濱家は「本当に初めてコンビで素晴らしい映画に出演させて……」と言いかけていたところ、二宮が食い気味に「ありがとうございます!」と言って、濱家のパートを切ったりと、イジり倒される様子が。
『かまいたち』の2人は、タングを狙う謎の組織に所属する凸凹悪役コンビという役どころ。山内が演じるのは狂気に満ちた目つきでスタンガンを扱う小出光夫役、濱家は寡黙で威圧感があり鋭い眼光を放つ大釜仁役を演じた。撮影の際に、山内は「初めて映画にコンビで出演させてもらって、ニノさんとのシーンはすごい緊張して、小手さんとのシーンは何も思わなくて」とも。
役作りの方向性として山内は「ちょっととコントとかでやってる狂気じみた感じでといわれて、それを意識してやってみました」と話しつつ、エピソードとして「監督から現場で指示があったのですが、まったくピンときてなかったんです。でも、『分かりました』といっていました」と、まさかの裏話が飛び出すことも。
続いて撮影中へ山内は、「僕らは普段演じさせてもらうことがないので、セリフのミスとかで進行を止めないようにセリフだけは(頭に)入れていこうと、現場に行ったんです。そうしたら、ニノさんが『どう?』と話しかけてこられて……本当にやめてと、セリフでいっぱいだったから」と、実はテンパっていたというが、二宮は「いいじゃない」と、スルー。ついには二宮が「『千鳥』さんが良かったんです」と、ぶっこみだし、2人は再び戦々恐々とする様子も
一方、濱家は役へ、「ただただ大きくて悪いやつ、不気味な悪いやつをやってくれと言われて、本当に悪いやつをやっただけです。ですので、(撮影期間は)普段より大きくなってました」と、背が高い演出を施されていたそうだ。
また休憩時間に、濱家は番組で披露する用の手品を二宮から教えてもらったそうだが、まだ出演情報が解禁もされていないタイミングでそのことを話して、拡散されてしまい、「二宮さんと濱家との共演は何だったんだとファンの方の間でなってしまって」と、やっと言えるタイミングが来て胸をなでおろしていた。
二宮と『かまいたち』の2人で話が盛り上がっていたが、武田からは、「すごい不自然な芝居だったよね」とのコメントが飛び出し、会場は騒然。身を乗り出して武田の方に行こうとする2人を二宮が「アクリル板から出ない!下がって!」と制止する一幕もあった。
映画『TANG タング』は8月11日より公開予定!
※かまいたち過去記事
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・二宮和也 とても優しく絆感じさせる眼差し!主演映画『TANG タング』本予告&場面写真&二宮インタビューコメント解禁でかまいたちは「気を遣わせないように遠くから」
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