“ももクロ”こと人気アイドルグループ『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子(23)、玉井詩織(22)、佐々木彩夏(21)、有安杏果(22)、高城れに(24)が28日、東京・台場の日本科学未来館で『MOVE 生きものになれる展 -動く図鑑の世界にとびこもう!-』説明会後に内覧会を体験した。
図鑑『動く図鑑 MOVE』(講談社)のコンテンツや世界観をベースとしながら五感で生きものの知恵や技術を体感できる展覧会が、29日より同所で開催となる。ももクロは幼児向け知育番組『ぐーちょきぱーてぃー』(Hulu)に『ももくろちゃんZ』として、百田がおひさまかなこちゃん、玉井がたんぽぽしおりん、佐々木がぽっぽーあーりん、有安がもしもしももかちゃん、高城がれいにーれにちゃんで出演しており、同展の応援団に就任していることからゲストとして呼び込まれていた。
説明会終了後には、『ももくろちゃんZ』による水の上を走る爬虫類・バジリスクの気分を疑似体験できる展示「バシリスクになって水の上を走れ!」を実演してみたり、生きものの求愛ダンスを習得する「ももくろちゃんZと!LOVEダンスゲーム」を実際に体験。
直後に囲み会見が開かれ、百田は体験してみた感想を「本当にどのコーナもすーごい楽しくて、長い時間をかけた手の込んだ作りになっていて、20代になって1番はしゃいだんじゃないかというくらい、説明会前に遊び尽くしました!」と、ニッコリ。
玉井はペンギンになれるコーナーが気に入ったようで、「ダンゴムシもペンギンも大きいサイズもあるので親子そろって楽しめるんじゃないかなと思います。親子そろって同じ生き物になれるというのはなかなかない!」と、こちらも身を乗り出してアピール。
高城は動物のうんちのにおいをかげるコーナーが気になったそうで、「そこがすごい衝撃的でした!自分の食べたものが排出されてそれが肥料になってて、大事なことなんだなって。なかでもライオンのうんちがすごく衝撃的でした」というと、玉井は「スカンクのオナラがすごい衝撃でいろんな人に嗅がせようとしていました」と、百田に向かってニヤリ。
玉井によると百田にそのにおいを嗅がせようとしたらしいが“逃げた”そうで「応援団としてそれはいけないよ!って言ったのに……。だから後で嗅がせます!」と、張り切る。百田はその突っ込みに「2人が人生で1番臭いって言うから!勇気がいるんですよ」と、釈明もしていた。
一方、佐々木は「私は1人っ子なのでなかなかダンゴムシを触る機会とかなかったんです。だからこそ大きくなってあのときできなかった経験ができるなって」と、心を弾ませ、玉井は「写真を撮るコーナーもあって」と、オススメしていた。
続けて、本展にちなんで天敵から身を守るために身につけたい特技はないかと質問が上がり、佐々木は「私たちの天敵というと大人たち、マネージャーさんたちなんで、たまたまマネージャーさんが楽屋にいないとなったら、意味もなく『いまだ!』って鍵をかけたりします(笑)」と、告白。百田も「うちらもいい大人なのに(笑)」と言っていたが、佐々木は「でも、バレたら怖いので気づかれる前に鍵を空けるんです」と、“いたずら未遂”を楽しんでいるそう。
さらに百田は「あーりん(佐々木)から身を守る方法を身に着けたい。つねに立ち位置も隣で、ツアーやってても同じ場所から、それぞれバラバラに出るんですけど、あーりんとは同じ場所から出て。本番直前までお尻触られてたりとか、ギューってされてたりとか、コンサートに影響が出そうなので、あーりんから身を守る方法が欲しい」と、佐々木のお尻やハグをしながら“被害”を再現していた。
求愛ダンスゲームを体験してみて、“ももくろちゃんZ”が求愛したくなるようなダンスはないかと質問が上がると、玉井は「私たちは食べ物に目がないので、食べ物があればぽいぽいついていっちゃうよね。あとはお肉を焼く匂いかな」とのこと。その実例として玉井は「リーダーなんか紙袋を持ってくる人ばっかり見ているんです!」と挙げると、百田は「そんなことないですよ……もしかしたら出ちゃってるかもしれないですけど」と、わちゃわちゃすることも。そこを高城が「私達のZポーズをやってくれるとこっちも喜びます」と、うまくまとめていた。
ほかにも今年1年をももくろちゃんZとしてふり返り、高城は「子どもたちと触れ合う機会が増えて、みなさんから若さのパワーを貰う機会も増えました。そのぶん私達から、大人として進むための希望とか勇気を与えられていたらいいなと思いました」と、充実したものだったようだ。
来年は『ももいろクローバーZ』として10周年を迎えるが百田は「まさか10周年を迎えられると思っていなかったので、あっという間で不思議な感じがするんです。10年やってこれたのは、たくさんの人の応援とかがあってこそなので、みんなに感謝の気持ちを伝えられたらと思っています」と、気持ちを伝える1年になりそうだった。