映画『五等分の花嫁』(監督:神保昌登/配給:ポニーキャニオン)大ヒット記念舞台あいさつが、東京・TOHOシネマズ池袋で開催され上杉 風太郎役の松岡禎丞、中野二乃役の竹達彩奈、中野三玖役の伊藤美来が登壇した。
漫画家・春場ねぎ氏が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載した累計発行部数1600万部の作品が原作。TVアニメは2019年に第1期、21年に第2期が放送され人気を博することに。5月20日から全国公開され動員150万人を突破、興行収入が20億円を突破する大反響を呼んでいる。「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎の奮闘と、高校生活最後のイベント「学園祭」を描く。
以下、公式レポート部分。
大きな拍手で迎えられた3人。最初のトークで、毎週変わる入場者特典の話題になると、松岡さんが、これまでの特典をコンプリートしている人がいるのかを観客に聞いていく。約1~2割の人の手が上がり、何度も映画を観てくれた熱いファンが多いことを実感すると、そんな『五等分の花嫁』ファンからの質問に答えるコーナーへ。
“学園祭があったら、どんな出し物をしたいですか?”という映画の内容に沿った質問に、「居酒屋じゃないですかね?」とボケる松岡さん。肉とラーメンが好きな竹達さんは、ラーメン屋をやって、チャーシューを作るという方向で話がまとまると、伊藤さんが、実はお化け屋敷に憧れていて「脅かすほうをやりたかった」と明かす。これに3人で、声優のスキルを活かしてお化けの声をやったりしたら面白そうだと盛り上がっていた。
そんな和やかなトークのあとは、四葉役の佐倉綾音さんと原作の春場ねぎ先生から、ファン、そしてキャストに対して、ユーモアも交えた心温まるメッセージが届き、会場は感動に包まれた(この日の1回目の舞台挨拶では、一花役の花澤香菜さん、五月役の水瀬いのりさんからメッセージが届いていた)。最後に、3人からファンへ、感謝の気持ちが伝えられる。
「興行収入が20億円を突破したと聞いて、本当にすごいと思いました。それも皆さんがたくさん愛してくれたからだなと実感しました。皆さんの応援のおかげで作品の最後まで演じきることができました。5人と風太郎を含めて、みんなの頑張った姿や成長物語は、みなさんの背中をいろんなところで押してくれると思います。今回で一区切りではありますが、これからもみなさんの心の中に『五等分の花嫁』を置いておいてもらえたらと思います」と伊藤さんが、素直な気持ちを伝える。
舞台あいさつの話が届いて「出ます!」と即答するくらい、この日を楽しみにしていたという竹達さん。「1期、2期と続き、映画と大きな形で最後を迎えることができて、私たちにとっても最高のプレゼントでした。興行収入が20億を越えたということで、本当に皆さんに愛されていたんだなって、あらためて感じました。役者としてもスタッフとしても嬉しい気持ちなので、“ありがとうございます”の気持ちでいっぱいです!」と、幸せな気持ちを届けた。
ラストは、五つ子の5色をあしらった衣装を着て登壇していた松岡さん。「映画でラストを迎えられたことは、ひとえにみなさまのお力添えのおかげなんです。第1期から映画まで、短い期間のようで、思い返せば長かったのですが、映画で終わらせることができたことは役者冥利に尽きますし、みなさまが応援してくださったことが心に来ました。今は寂しい気持ちでいっぱいですし、物語はこれで一旦終わりましたけど、風太郎としてはここからがスタートラインなので、そこは先生、お願いします。期待しています!そして、今日は本当にこれしかないんです。“本当にありがとうございました!”」と、心からのありがとうを繰り返し伝え、舞台あいさつを終えた。
なお、舞台あいさつでは、TVシリーズの「五等分の花嫁」(1期)、「五等分の花嫁∬」(2期)のコンパクト・コレクションBlu-rayの発売が発表された。発売日は9月21日で価格は各13,200円(税込)、1期2期それぞれのTVシリーズ本編が収録されている。ジャケットはEDアニメを担当してきた梅木葵氏による描き下ろしイラストとなっている。
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※記事内画像は(C)春場ねぎ・講談社/映画「五等分の花嫁」製作委員会