俳優・桜田ひより、『GENERATIONS from EXILE TRIBE』佐野玲於、中村ゆりか、倉悠貴、高石あかり、八木アリサ、田中光輔、『＝LOVE』佐々木舞香が4日、都内でドラマ『生き残った6人によると』（MBS、火曜・深夜0時59分～）第1話上映・完成披露トークイベントを二宮健監督とともに開いた。
漫画家・山本和音氏原作のコミックス『生き残った6人によると』が原作。ゾンビがあふれかえる街中で、ショッピングモールに立てこもる主人公たち。最初は9人だったが外に逃れるものが出て残ったのは6人。モールの中の商品など自由に使い放題で、自由なシェアハウスなようになり恋愛も生まれ出したり、それぞれの過去も明らかになっていくこととなり……。
桜田は高校2年生でソフトボール部に所属する水上梨々役で主演となる。作品へ、「こんなときだからこそ恋をしたい立場の人と、こんなときに恋している場合じゃないという立場の人がいるからこそ生まれる面白さを感じて」と、振り返る。
佐野は本作出演へ、「こういう機会がたまにしかないんです。マジですけど、これも現場はに入る10日前に話が来たので監督に身を委ねる感じです」と、勢いで行く部分があったよう。
年長者でカリスマCEOの経歴を持つ、れんれん役で出演した佐野だが、その経歴が「情報量多いなって、俺カリスマCEOかーって（笑）」と戸惑いはあったようだが、「監督もポップにテンポとか、描きたいことをおっしゃっていたので、その言葉を心に入れて参加する感じでした」と、意識したという。
ちなみに佐野は、作中で中村ゆりか演じる村濱雫を恋愛的な意味で“落としたい”というキャラクターでもある。そんなこともあってか、キャスト本人たちがこういった状況になったら誰が生き残りそうという問い掛けに、「俺すかねぇー、嘘です（笑）」と逡巡した後に「……そうですね中村さんですかね。美魔女的な感じで、『いいよ食べな～』という感じで、集めて蓄えて最終的に政治的なところで」と、分析。
これに中村は「いま目が合ったからそう言ったんでしょ？（笑）大丈夫ですか苦しそうですけど」と、佐野に向き合ってツッコミを入れて、2人で笑い合いつつ、続けて「私は内心では生き残りたいですけど、個人的には行動や反射神経が鈍いので、一番はじめにいなくなるタイプでは」とのことだった。
なお、桜田はこの問に、「ここにはいないですけど、大貫勇輔さんですね。お父さんのような感じで、周りとのコミュニケーションをうまくとりつつ戦えそうだし、サバイバル力高そうです」と答えて笑いを誘っていた。
続けて、ドラマのような世界に入り込んだら？という質問に佐野は「映画みたいに車とかボッコボコにしてみたい。法定速度を破って走るとかはやってみたい」と、願望を。
ほかにも、こうした極限下で恋をするのはある・なし？を○×で答える質問にも、桜田、佐野「こういうドラマだしありじゃないですか」と、ぶっちゃけて答えて笑いを誘いつつ「でも自由かな」と、意見もしていた。
一方、佐々木は桜田演じる梨々となにやら関係が深そうなドラマオリジナルキャラクターの明美役を演じる。1話には登場がなかったが、「すごい楽しくて！監督がすごく良い方だったんで、褒めてくださって、アドバイスもくださってやりやすかったんです」と、楽しい現場だったよう。とくに中村には思い入れがあるようで、「中村さんが目が合うとニコって役もそうですけど、中村さん自身にドキッとしていました」といい中村と2人でほほ笑みあっていた。
そして二宮監督から、「全6話までいろいろなことが起きます。エキサイティングなことをして、楽しんでいますので、応援してい頂けるととても嬉しいです」と、メッセージを寄せると、桜田は「私達も撮影するのが毎回楽しみで、このシーンどうなるのかなとか想像して撮影していました。キャストのみんなと撮影できて楽しかったですし、とても愛のある方々に囲まれて撮影してたので、それを共有できればと思います。ゾンビラブコメですが、ゾンビが苦手な方でもラブコメが軸になっているので、楽しんで頂けると思います。楽しみにしていてください！」と、PRしていた。
ドラマ『生き残った6人によると』はMBSでは9日深夜0時59分より、TBSでは同日深夜1時28分より放送予定！
中村が生き残りそうとも
佐野のコメントに爆笑のキャスト陣
