アニメ『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』(監督:ジェフ・ファウラー/配給:東和ピクチャーズ)初日舞台あいさつを日本語吹き替えを務めたソニック役の中川大志、ドクター・ロボトニック役の山寺宏一、ナックルズ役の木村昴、テイルス役の広橋涼、日本語版主題歌『UP ON THE GREEN HILL from Sonic the Hedgehog Green Hill Zone ? MASADO andMIWASCO Version -』を歌う“ドリカム”で親しまれるバンド『DREAMS COME TRUE』中村正人が登場した。
ヒーローになるために奮闘するソニックのもとに、破壊力を持つマスターエメラルドなるものを探すドクター・ロボトニックとキケンな戦士ナックルズが襲う。ナックルズにはソニックのスピードパワーが通用せず、テイルスに助けられることに。そこでチームを組んでマスターエメラルドを守る冒険の旅に出る……というアクション物語。
500人のファンが集まり熱気を放つ中、中川は、本シリーズ1作目『ソニック・ザ・ムービー』が新型コロナウイルス禍のまっただなかである2020年6月に公開された際には無観客となったということもあり「お客さまと初日に会えて嬉しいです」と、万感の思いを。
山寺は中川の声優ぶりへ、「僕が育てたようなものです」とジョークを言い出したが、中川は真正面から受け取り、「本当にその通りですよ!」と、大きくうなずいて、逆に山寺をおののかせる。そこで山寺は、「きょう“おは率”高いんですよ」と、かつて山寺がMCを務めた朝の子供向け番組『おはスタ』(テレビ東京系)のことを引き合いに出す。中川はかつて出演者として、木村は現MCとして出演しているということもあるため山寺が「昴も(中川も)、成長が止まらないですから」と褒めると、2人に笑顔が浮かんだ。
一方、中村は声優としても出演しているそうで、山寺はそのアフレコの前のときのことへ、「アドバイスをしてほしいとスタッフにいわれていったら、最初からテンションが高くて」と、仕上がっていたそう。中村としては、ドリカムが1991年に発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の音楽を担当しているという縁も含めて、「30年付き合ってますから。人生ともに歩いている感じで、吉田美和、ソニックという感じで」と言い出すと、木村は、「ソニックってドリカムだったんだというくらいなんですね!(笑)」と、ツッコんでいた。
作品にちなんで、中川&広橋、山寺&木村&中村によるソニックVSナックルズチームでのゲーム対決が開催。チーム分けの話をしている最中に、山寺は中村と「作品を通して仲良くなった」と自慢しだし、2人でアクリル板を挟んで「銭湯で会話してるみたい」なわちゃわちゃを見せたり、山寺は木村へ「この作品で土管の上でリサイタルしてるだろ」「ラップで言うと?」と、木村が出演している引き合いに話してゲラゲラと笑い合う姿が。すると、中川と広橋も3人に“対抗”してか、テイルスにおふとんをかけるシーンで中川と大盛りあがりとなり、3人をタジタジにさせていた。
そんなながーい、5人でのトークの盛り上がり後に、観客全員に質問しYESの回答が1人になることを目指すゲームへ。中川は「朝からステーキ食べてきた人?」と聞いて2人という好結果を出したり、「六本木まで尻尾で飛んできたって人?」とファンタジー色もくわわった質問をしたがこれは10人ほどいたことを受けて、「あんまり尻尾を出さないようにしてくださいね」と、ユーモアたっぷりに“注意”する一幕もは挟みつつ、結果、中川ら勝利に。続けて8月19日が“俳句の日”といい、それにちなんで、青・赤・黄のどれかの色を入れ込んで俳句を発表するなど盛り上がっていた。
そして、中川から「このメンバーが集まるの初めてで、1作めから比べると、仲間が増えてパワーアップしたなと感じています!いろんなところを冒険して、ジェットコースターに乗っているような爽快な作品です。大きな映画館で楽しんでもらえたらと思っています。僕も楽しんで演じさせて頂きましたのでよろしくお願いします!」と、爽やかなメッセージを寄せていた。
アニメ『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』は公開中!