女優・神田沙也加(31)、歌手サラ・オレイン(31)が2日、東京・松屋銀座8階のイベントスクエアでパペットアニメーション映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』(監督:ヤコブ・ブロンスキ、イーラ・カーペラン/配給:東映)公開初日!記念セレモニーに登場した。
映画は世界中で愛されるムーミンの最新作で、ムーミン一家のクリスマスを描いた心温まる作品。これに合わせて同所では『MOOMIN パペット・アニメーション展』が11月28日から開催されており、同展の大ヒットも兼ねたイベントとして、映画でナレーションを務めた神田と、主題歌を歌ったサラがゲストとなった。
神田はナレーションで起用された際に「ムーミン谷のみんなとご一緒できるのが嬉しくて。実際、ムーミンにも会えて、モフモフな感じで可愛いなと思って。この作品を通じてもっと好きになることができました。パペットの子供たちが動いているのを観て、感動しましたね。とても光栄な機会でした」と、ニッコリ。
作品を観てみた感想へ、神田は「愛おしいですよね。知りたいという気持ちとか、おもてなしの心とか入っていて、どうやってクリスマスさんをお迎えするかというので、キュンカワという感じですよね(笑)。やっぱり、ムーミン谷のみんな一生懸命さが可愛く愛おしくて。『よいしょ……』という一生懸命冬眠に向けて支度するのとか」と、隣にいたムーミンのほっぺを「可愛い」と、つんつんして楽しむ姿も。
サラも、「ムーミン谷のいいところってダークな妖怪っぽいキャラクターでも理解だったり愛情だったりがあって、ヒエラルキーがないのが素敵だと思います。今回雪がテーマなので雪に溶け込んでいるというのもいいですよね」と、うなずいていた。
さらに、本展の話題へ。すでに1万人が来場する大反響があったそうで神田が「ゆっくり見たいですね」というとサラが「いつかムーミン谷に行きたい!」といい、神田も「行きたい!一緒に行きましょうよ!」と、誘い水をかけることも。実は2人とも同い年だとさっき知ったようで、神田は「同い年なので友達になろうかなって思います」と、サラとほほ笑みあっていた。
また、作品がクリスマスを扱っているとあって、神田は「毎年、結構大勢でパーティーするとかではなく、自宅でチキンを食べて、細々とやるという感じです。年末に舞台に出演していることが多いのでゆっくり眠ってというのと家庭のイメージがあります」とのこと。では、今年はという質問には、「昼は舞台がありますけど、夜は主人(村田充)と一緒ですね。当日、外出できたらいいですけど、街は混んでるでしょうし、クリスマスに着たいワンピースがあったら着たいですけど、お家のなかで着ることになりそうです」とのことだった。
最後に神田から「ムーミン展と一緒に楽しんでもらえれば。日本初上陸した展示もあってそれを観た後に、この子達が冬眠の準備しているんだというのが感じられて。作品では表情のイキイキさんにも注目してほしいです」と、呼びかけるとサラは、「これを観た後に映画を観れば感動ですね。手作り感とかスカーフとか暖かさを感じるので」と、アピールしその場を後にした。