俳優・堀田真由(24)、飯島寛騎(26)、筧美和子(28)、白石晃士監督(49)が27日、東京・新宿ピカデリーで映画『オカルトの森へようこそ THE MOVIE』(監督:白石晃士/配給:WOWOW・KADOKAWA)初日舞台あいさつを開いた。
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズなどで自身がカメラマンとなり、POVで展開する臨場感あふれる映像を届けている白石晃士監督の新作映画。助監督の市川美保(堀田)を引き連れて、実録映画の撮影ために山奥の家を訪れホラたー映画監督の黒石光司(白石)。そこには黒石の映画のファンだという、精神錯乱気味の美女・三好麻里亜(筧)がいた。思いもよらぬ不可思議現象が起こっていくなか、“スーパーボランティア”の江野祥平(宇野祥平)に助けられ、さらにイケメン霊能者・ナナシ(飯島)も加わり思わぬ冒険が展開されることとなり……。本作はドラマ放映版を再編集し、プロローグにあたる新作映像も追加したものとなっている。
堀田にとって本作が映画20作目だそうだが、そちらよりもWOWOWに関する仕事が印象深かったという。「デビュー作がWOWOWさんだったので、いつか主役を演じられたら、原点に戻ってこられたらと思っていたんです。20作目という節目に白石さんの作品に出演させて頂けて嬉しかったです」と、喜びとともに、「脚本を読ませて頂いたときに、どんな映像になるか想像ができなかったんです。未知だからこそ、新たな自分に出会えるんじゃないだろうかと思って出演させて頂きました」といい、とにかく意外性が高い脚本だったと白石監督と笑い合う姿が。
見どころへ、堀田が「バスのシーンですね。そこでのナナシさんです」と飯島に振ると、「監督から『ナナシは最強だからあまり揺れないで落ちついていて』と言われたので、バスのシーンは結構道ガタガタで揺れたんですけど、足を開いて立って最強感を出しました」と、こだわった部分を。
さらに、飯島は、「宇野さん演じる江野にバトンをつないでいるんです。そこは台本には書いていなかったんですけど。言葉で言わなくても、背中で語れてというのが、できたのが良かったと思います」とシーンをうまくつなげたといい、白石監督は、「僕からは何も言わなかったんですが、それを見ていていいなと感じました。宇野くんとコミュニケーションがとれているからこそかなと感じました」と、感心していたそうだ。
ちなみに、飯島へナナシと自身が似ている部分は?という質問に、飯島は、「僕はそんな格好いいセリフを日常では使わないので、似てないからこそ楽しく感じていて。お気に入りのセリフは『俺、超人だから』という普段言わない非日常的なセリフが楽しかったなって」と、感じたことを話していた。
ほかにも、筧が、本作の台本にシーンによって“憑依率●%”と珍しい指示があったことを振り返っているところに、飯島が「劇場版を初号で拝見して、音とかは臨場感あふれる作りだなと思っていたんです。観終わった後に白石監督に『ラップ音よかったっすね』と言ったら『入れてないよと言われて……』。ちょうど、冒頭の麻里亜が出てくる憑依率30%くらいのところで……」と力説したが、ここで司会がラップ音が聴こえたかどうかアンケートをとると、会場にも聴こえた人はいないという不可思議現象な結果となり、飯島は首をかしげていた。
映画『オカルトの森へようこそ THE MOVIE』新宿ピカデリーほか全国劇場3週限定公開&デジタル配信中!
※登壇者過去記事
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