アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の中島裕翔(29)が2023年2月に公開予定の映画『#マンホール』(監督:熊切和嘉/配給:ギャガ)を主演することが31日、発表。あわせて特報映像とメインビジュアルも解禁となった。
本作は『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚(おかだみちたか)氏によるオリジナル脚本。メガホンは映画『海炭市叙景』、『私の男』などで知られる熊切和嘉監督が務める。
中島が演じる本作の主人公・川村俊介は勤務先の不動産会社での営業成績は№1、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男。結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまうという、幸せの絶頂からどん底に転落してしまうという役どころとなっている。
今年4月下旬に撮影は終わっているといい、中島は、「雨に濡れたり、泥や泡にまみれたりと想像以上に大変なことがたくさんありましたが、熊切監督作品の歴史に残る映画に参加できて光栄です」と、心境を。
作品へ中島は「国内外問わず類をみない、とてもクレイジーな映画が出来上がりました。見ている人を1度、2度、3度、もっとたくさん驚かせたいと思います!」と自信をのぞかせている。
熊切監督の印象については「すごい方というイメージがあったので最初は緊張していたのですが、すごく気さくにしゃべってくださる明るい方。笑顔で『今のよかったよ!!』と現場で1番楽しそうに撮っている純粋な様子がちょっと怖くもあり、こういう人だからこそ狂気に満ちあふれたものを作れるんだなと思いました」と、初タッグを振り返った。
一方、熊切監督は中島へ、「とにかく身体能力が高い!今回自分のなかでもここまでのジャンル映画というのは初なのですが、中島君が緊迫感を肉体で上手に表現してくれました。2人で演技プランをディスカッションしていくなかで、僕が思っていた以上に中島くんのいつもとは違った面が出てくるのも面白かったです(笑)」と、中島のさらなる魅力を引き出したようだった。
公開となったメインビジュアルは、深く暗いマンホール内部のはしごをよじ登り、泥だらけ&傷だらけになりながら必死に脱出を試みる主人公・川村の姿。「この穴、何かがおかしい。」というコピーから本作の不穏な展開を窺わせるものとなっている。
映画『#マンホール』(ハッシュタグ・マンホール)は2023年2月にTOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー予定!
■STORY
勤務先の不動産会社での営業成績は№1、社長令嬢との結婚も決まり、将来を約束された男・川村。結婚式前夜に開かれたサプライズパーティの帰り道、酩酊した彼はマンホールの底に落ちてしまう。深夜、穴の底で目を覚ました川村は、手元にある唯一の道具・スマートフォンを駆使し、GPSで居場所を探るが誤作動を起こしてしまう。警察や友人知人、果ては元カノにまで助けを求めるも状況は悪化の一途をたどるのだった。ついにはSNSでアカウントを立ち上げ、フォロワーに助けを乞いながら脱出を試みるのだが……。
■特報映像
https://youtu.be/AbNRAok1IvE
※中島裕翔過去記事
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