アイドルグループ『嵐』の相葉雅紀（39）が31日、都内で主演映画『“それ”がいる森』（監督：中田秀夫／配給：松竹）完成報告イベントを俳優・松本穂香（25）、ジャニーズJr.・上原剣心（12）、眞島秀和（45）、中田監督とともに開いた。
本作はホラー映画『リング』、『事故物件 恐い間取り』などを手掛ける中田監督がメガホンをとった作品。不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、 実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに、主人公で田舎で農家を営む・田中淳一（相葉）らが得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描いた、新時代のホラーエンターテインメントとなっている。果たして、“それ”の正体とは――？
会場に設置された巨大LEDビジョンに“それ”がいる森が出現。開演時間となると、不気味な霧が立ち込め、森の木々が風に揺れるなど臨場感たっぷりな演出がほどこされるなかでのものとなり、相葉も第一声から「あの中田監督の作品参加できてとても光栄に思っています。登場演出が無茶苦茶怖くて、僕もびっくりしています」と、心境を語った。
作品を観てみたという相葉は、「いわゆるJホラーとも違って、でも、しっかりドキドキ・ハラハラさせてくれました。それとは別に家族の物語もあって見応えのある作品になったと思います」と、胸を張る。
松本も「めちゃめちゃ面白かったです。ビックリ・ドキドキもしましたが、ニヤニヤするところもあるんです。幅広い年代に楽しんでもらえると思います」とアピール。さらに、眞島が「自分でも分かっているのに、『もう！』と声が出ちゃうんです」というと、これには相葉も大共感といった様子で、「『もう！』って出ちゃいますよね（笑）」と、楽しげだた。
続けて、中田組に参加してみて、相葉は「演じるという意味ではそこまで大きく変わらないですが、“それ”との遭遇のリアクションは中田監督から“もうちょいこうしてほしい、ああしてほしい”ということを言われたのは新鮮でした」と、振り返る。
また眞島と相葉＆松本は以前に共演しているそうだが、今回は「そうやすやすと話しかけちゃいけないという雰囲気でしたね」と、役柄上なかなか話しかけられなかったそうだが、相葉としては、「頼れるアニキな感じがして、引っ張って頂きました。僕が強く（眞島に）当たるあるシーンでも、軽くいなしてくれたんです」と、信頼を寄せていた。
ほかにも、上原との“親子感”があるトークや、いままでにした怖い体験などを明かしつつ、相葉から、「アクティブホラー、ホラーエンターテインメントです。観たいけど怖いかなと思っている方も、誰かと来たら大丈夫かなと思います！」と、メッセージを寄せていた。
映画『“それ”がいる森』は9月30日より全国公開予定！
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