俳優・横浜流星、清原果耶が3日、さいたまスーパーアリーナで開催された『第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER』(通称:マイナビ TGC 2022 A/W)内で映画『線は、僕を描く』(監督:小泉徳宏/配給:東宝)ステージを開催した。
作家・砥上裕將氏の同名作が原作。とあるきっかけで水墨画と出会い、学ぶことでその世界に魅了され止まっていた時間が動き出す主人公・青山霜介の喪失と再生の姿が描かれている。横浜演じる霜介と出会いライバル心を抱くようになる篠田千瑛(ちあき)には清原果耶が起用されている。
以下、公式レポート部分。
水墨画監修を担当した、日本を代表する水墨画家・小林東雲氏と共に、映画の世界観さながらに水墨画を描く圧巻の生パフォーマンスを披露。水墨画家・小林東雲氏がステージに設置された白いパネルに【松】の水墨画を力強く描き入れ、映画『線は、僕を描く』スペシャルステージが幕を開けた。さらに、yama×Vaundyが手掛けた本作の主題歌「くびったけ」が流れ始めるとセンターステージに清原果耶が赤と黒の着物姿でサプライズ登場!
会場がどよめく中、颯爽とランウェイを歩き始めると、ステージ上の東雲氏が描いた水墨画パネルが左右に分かれ、そこから本作の主演を務めた横浜流星が劇中さながらの袴で登場し会場の盛り上がりは最高潮に!
そして、本作の主人公・青山霜介を演じた横浜が【竹】の水墨画を、霜介のライバルでありヒロインの篠田千瑛を演じた清原が【梅】の水墨画を圧巻の筆さばきで生披露!きらびやかな照明と音楽に彩られた会場に集まった観客を《瞬間の芸術》と呼ばれる水墨画で存分に魅了した。
映画の世界観さながらの和装姿で水墨画の生パフォーマンスを披露した横浜と清原に対して MCの『EXIT』兼近大樹も思わず「これ凄いですよ!」と驚いた様子で、描いた作品について聞かれた横浜は「すべての魂を込めて、【松竹梅】を描きました。僕が【竹】を描いて、果耶ちゃんが【梅】を描いて、東雲先生が【松】と全体を描いてくださりました。今日というめでたい日に相応しい画になったと思います」と水墨画へ懸けた熱い思いとともにコメント。
本作では横浜、清原をはじめとしたキャスト陣が東雲氏のもとで水墨画の練習に励んだという。清原は「水墨画ってとても難しくて、先生が凄く優しく教えてくださるので、きょうもなんとか描き終えることが出来ました」とホッとした様子。これに対して水墨画の大家である東雲氏は「素晴らしかったです!この映画のラストシーンに使っても良いくらい本当に素晴らしい」と大絶賛。
映画について聞かれた横浜は「辛い過去を持つ主人公が水墨画と出会って、そして温かい人たちと出会って喪失を抱えているんですけど、成長して自分と向き合って再生していく物語です」と説明。また本作の撮影に臨むにあたり約 1 年かけて水墨画を練習したという横浜は「水墨画の基本となる四君子【竹・梅・菊・蘭】を練習しました。正直もっと(練習する)時間が欲しかったですね」と作品へのストイックな姿勢が垣間見える一幕も。
最後に、映画の公開を待っている全国のファンに向けて清原は「水墨画を知らなかった方々にも魅力を知っていただけると思うので沢山の方々に観ていただきたいです」とメッセージを伝え、横浜も「会場にいる方々全員に観ていただきたいですね。水墨画って本当に素晴らしいものなんです。墨と水と紙と筆だけで、こんなにも美しいものが出来上がり、1本“線”を描いただけで、その人の性格や、その時の感情が映し出されるので本当に奥深いもの。その素晴らしいものが、この作品に最大限に詰まっていると思うのでぜひみなさんご覧ください」と作品の魅力を伝えて映画『線は、僕を描く』スペシャルステージは大盛況のまま幕を閉じた。
映画『線は、僕を描く』は10月21日全国東宝系にて公開予定!
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(C)砥上裕將/講談社 (C)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会
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