歌手・三浦大知が12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで劇場アニメーション『ぼくらのよあけ』（監督：黒川智之／配給：ギャガ／エイベックス・ピクチャーズ）完成披露試写会に沢渡悠真役・杉咲花、ナナコ役・悠木碧、二月の黎明号役・朴ろ美、岸みふゆ役で本作応援大使を務める横澤夏子、黒川智之監督とともに登壇した。
漫画家・今井哲也氏が『月刊アフタヌーン』（講談社）で連載していたSFジュブナイル漫画が原作。西暦2049年、夏の近未来が舞台。阿佐ヶ谷団地に住んでいる小学4年生の主人公・沢渡悠真は、団地の1棟に擬態して休眠していた「二月の黎明号」と名乗る宇宙から来た存在と出会い、「頼みがある。私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか？」と協力を頼まれ極秘ミッションをスタートさせることとなり……。
三浦はグレーのコーデで登場。主題歌『いつしか』を担当したことからゲストとなり「とても素敵な作品に主題歌で参加させて頂いて嬉しく思います」と、ほほ笑む。
楽曲へのこだわりとしては、「この作品が宇宙というSFをテーマにしていますが、人と人とのつながりや親との絆。そういった人間らしい部分も描かれているので温かさと大きさがあって、そういう一曲になればいいなと思いながら歌いました」と、込めた思いを語っていた。
トークでは、朴へ未知の存在と出会ったらどう反応する？との質問が飛んだが、朴はこの質問を共演陣に次々パス。その際に三浦は「話してみたいという気持ちにはなってます」と、興味はあると身を乗り出していた。
三浦へ、歌う前のルーティーンは？との質問が。すると三浦は「約束事を作らない、ルーティーンを作らないというのが、どんな状況でもフラットに出ていけるのがいいのかなって思っているんです」という。これを裏付けるようなエピソードがあったといい、「ライブ前に背中をたたき合っていて、一種の約束事になっていたんですけど、それを忘れたときがあったんです……そのライブがすごくいいライブになって、なくても良かったんだと思って」ということから、ルーティーンがなくなったと明かし、これにはキャスト一同、うなる結果となっていた。
劇場アニメーション『ぼくらのよあけ』は10月21日より全国公開予定！
※三浦大知過去記事
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